【大分 vs C大阪】 ウォーミングアップコラム:大分に新風を吹き込む18歳の新鋭。高畑奎汰がJの舞台でアピール

2019年3月5日(火)


完敗した2節松本戦後、悔しさを滲ませながらも、高校卒業間もない新卒ルーキー高畑奎汰(写真)の口は滑らかだった。そこには自分の存在意義を証明できたと言うより、彼なりの自信があったはずだ。

サイドバックを本職とする高畑だが、彼の魅力は利き足の左から繰り出す豊富なキックの種類とパスセンスに集約される。視野が広く、長短のパスを散らしリズムを与え、豊富な運動量で積極的に攻撃に参加する。

デビュー戦となった松本戦では85分にピッチに立った。1点を追う大事な場面で片野坂知宏監督が最後のカードとして送り出したのが高畑だった。「準備してきたことを思い切りやれ」と背中を押され、アデョショナルタイムを含め9分間出場する。

3バックの左に入った高畑は持ち味を発揮。「短い時間だったのでやることはハッキリしていた。サイドからの攻撃、クロスからのアシストを狙っていた」と言葉の通り、サイドを駆け上がり、ニアサイドに詰めるオナイウ阿道に得意の左足で鋭いクロスを上げる。「もう少しGKから離れたところに落としたかった」と、得点に結びつけることはできなかったが見せ場を作った。

今回対戦するC大阪の清武弘嗣はユースの大先輩である。地元のサッカー少年団から大分U-15に入団。U-18を経てトップ昇格した道程は同じ。YBCルヴァンカップは両チームとも大幅にメンバーを入れ替えることが予想され、同じピッチに立つこと叶わないかもしれないが、憧れの先輩の背中を追って辿り着いたプロの世界。「始まったばかり。次もしっかり準備して、試合に出るだけではなく活躍したい」。

大分のDNAを持つ若き才能は物怖じせずに食らいつく。向上心もあり、この先待つ壁も乗り越えていけるはずだ。

文:柚野真也(大分担当)


JリーグYBCルヴァンカップ 第1節
3月6日(水)19:00KO 昭和電ド
大分トリニータ vs セレッソ大阪
昭和電工ドーム大分(大分トリニータ)
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