【川崎F vs C大阪】 ウォーミングアップコラム:知念慶、プレッシャーを糧に続けた努力で主軸の一人に成長

2019年4月4日(木)


川崎F所属時に3年連続得点王の偉業を達成した大久保嘉人がFWというポジションについて「決めれば天国、外せば地獄」ということをよく言っていた。1点の価値が重いサッカーという競技において、ストライカーは勝利を決定づけられるポジションにあたる。90分間抑え続けられていても、後半アディショナルタイムに決勝点を決めれば英雄として崇められる一方、どんなにいいプレーを続けてもシュートが決まらなければ批判の対象になる。

サポーターからの強い期待にさらされる知念慶(写真)は、そんなプレッシャーについて「楽しめてないです(笑)。常にプレッシャーを受けて、それを糧に頑張ってる感じです」と苦笑いする。

先日の松本戦でも先制点を奪い、2点目に絡むことでチームの勝利に貢献。いい気分で次の試合に向かえているのかと思いきや「この前良かったので、次もあのくらい求められるというプレッシャーはあります。あのくらいやらなきゃという(笑)」と逆にプレッシャーを感じていると話す。
ただ、そんな周囲からの期待に対し「応えられるようにがんばります」と力強かった。

鬼木達監督就任初年度の2017年に川崎Fの一員になった知念は、加入当初、プレスのかけ方がわからないと戸惑い、求められる守備を実践していたら90分体力が持たないと苦悩していた。それでも全力で練習に食らいつき、プレスのかけ方を学び、チームの主軸の一人としての地位を築きつつある。

もともと強さがあると言われていた空中戦に加え、力強いポストプレーや強引なドリブル突破、そして相手ラインの裏に抜け出すタイミングの良さにも磨きがかかってきた。

いろいろなプレーができるオールラウンドなプレーヤーとしてのスタイルを作りつつある知念だが、鬼木監督から求められている、ゴールに近づくプレーを今後はより意識したいと話していた。

松本戦に引き続き先発出場が予想されるこのC大阪戦は、試合間隔の短さが気になる。しかしコンディションはいいとのことで、あとは個々に強さがあるC大阪守備陣とどう向き合うか。
「受け方も工夫しないとと思いますし、外しの動きを入れたりして、あまり足元につまりすぎないようにしたいです」

シーズン4ゴールの昨季は連続ゴールがなかった。1ゴールに終わったルーキーイヤーの2017年も含め、キャリア初の連続ゴールで、等々力でのリーグ戦初勝利を手繰り寄せてほしいところだ。

文:江藤高志(川崎F担当)


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