【札幌 vs 横浜FM】 ウォーミングアップコラム:ハードワークを続けるタイ代表の大黒柱。連勝に向け、全力を注ぐのみ

2019年4月19日(金)


試合ではもちろん、日々の練習からハードに走り回る。練習が終わると多くのファンと笑顔で接し、メディア対応も真摯にこなす。そうしたことを平然とこなし続けている。

振り返ると、昨季は初めてJリーグをフルシーズン戦い、クラブ史上最高となる4位躍進に大貢献。リーグ戦終了後はJリーグアウォーズにて東南アジア人選手初となるベストイレブンに表彰され、その後は直ちにアジアカップに出場するタイ代表チームに合流し、1月下旬までアジアの厳しい戦いに揉まれた。そしてそれが終わると、すでに始動をしていた札幌のキャンプに合流し、直後にはプレシーズンマッチに出場。そのまま長期キャンプを経て今季のリーグ戦に突入し、変わらず主軸として活躍し、3月末にはタイ代表の中国遠征へ。これはもう、どうやっても蓄積疲労がドカンとあるだろうが、それも代表チームのエースの宿命なのかもしれない。それでも顔を合わせると「ダイジョウブ? ゲンキ?」と向こうが聞いてくる。

ここまで書くと、もはや説明の必要はないだろう。タイ代表MFのチャナティップ(写真)のことである。これまではチャナティップのことを書くときは“タイのメッシ”と形容することも多かったが、すでにその必要はなくなっているだろう。チャナティップの存在感やプレースタイルはJリーグファンならば誰もが知るところであるはずだ。

前述したようなハードな日程のなかでも日本語の勉強はしっかり継続していたとのことで、「聞くだけなら、かなりダイジョウブ。でも話したり、書くのはムズカシイ」と日本語で教えてくれた。

そうしたなかで、最近の彼の言葉のなかで印象的だったのは、前節のC大阪戦前に話を聞いたときだ。将来のキャリアについてどのような目標や野望があるのか、という類の質問を投げかけたところ、「とにかく今はチームの連敗を止めることしか考えられない」と言葉を強めた。折しも札幌が3連敗中だったこともあり、なんとしてもそれを止めたい。そしてそれに集中したいという思いが伝わってきた。結果、連敗は止まったので、喜びも大きかったことだろう。

今節の対戦相手である横浜FMにはタイ代表のチームメイトであるDFティーラトン選手が在籍している。「Jリーグにタイ人選手が増えるのは嬉しいし、対戦できるのも嬉しい」としたうえで「でも、試合では絶対に札幌が勝つ!」と続ける。連敗を止めた後の連勝に向け、タイ代表の大黒柱は前節以上に高い意欲を持っている様子だ。

文:斉藤宏則(札幌担当)


明治安田生命J1リーグ 第8節
4月20日(土)13:00KO 札幌ド
北海道コンサドーレ札幌 vs 横浜F・マリノス
札幌ドーム(北海道コンサドーレ札幌)
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