【鹿島 vs 仙台】 ウォーミングアップコラム:出番が来るのを静かに待つ、白崎凌兵

2019年4月19日(金)


今季に入って鹿島は11試合の公式戦を戦った。怪我でベンチ入りできていない鈴木優磨や伊東幸敏を除き、試合にまったく出場できていない選手は7人。そこから高卒ルーキーである3人、第3・第4キーパーの2人、移籍してきたばかりの小池裕太を除くと、残るのは1人だけとなる。清水エスパルスから移籍して来た白崎凌兵(写真)だけが、未だに試合出場を果たせていない。

キャンプでは調子がよかった。徐々に特長を出せるようになってきたところで踵を痛めてしまい、4月9日のAFCチャンピオンズリーグ慶南戦で初のベンチ入りを果たすと、明治安田J1第7節FC東京戦でもベンチ入り。2試合連続で18人のメンバーに入ることはできたが、サイドラインを越えることはできなかった。

「ベンチで(安部)裕葵と『2枚替え、あるんじゃん』と話してたんですけど…。サイドからの攻撃を重視してるからいまだと難しいのかもしれない」」

白崎凌兵は少し落胆した様子を見せていた。相手のFC東京は守備が堅い。そこを崩すにはラストパスの精度や意外性のあるアイデアが必要になると思われた。しかし、最後まで監督から声はかからなかった。

チームのなかでの評価は高い。安部裕葵を筆頭に「シラくんがいるとやりやすい」という声は各所から聞こえてくる。

「いまは、僕とやると『プレーしやすい』と思ってくれる選手を一人でも多く増やしているところ。そうじゃないといざピッチに立っても僕のことを見てもらえないし、なにをするのかわからない状態で入ってもなにもできない」

練習ではつねに誰かに声をかけている。自分のイメージと齟齬があればすぐに捕まえて相手のイメージを聞きつつ、自分の考えを伝える。とにかくその頻度は段違いに多い。

仙台も守りに入ったときはゴール前を固めてくるが、白崎の中にはそこを崩すイメージの準備はできている。

文:田中滋(鹿島担当)


明治安田生命J1リーグ 第8節
4月20日(土)15:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs ベガルタ仙台
県立カシマサッカースタジアム(鹿島アントラーズ)
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