【町田 vs 大宮】 ウォーミングアップコラム:持ち味が出ているロメロ フランク 父となった彼の新しい目標は? 

2019年4月20日(土)


相馬ゼルビアの基本布陣は[4-4-2]だが、攻撃時は[4-1-3-2]となる時間が長い。ボランチ(セントラルMF)の一方がFWのすぐ近くまで押し上げ、攻めの厚みを確保する狙いだ。

ロメロ フランク(写真中央)は「攻撃的ボランチ」として、FC町田ゼルビアに貢献している。身体の強さと技術を兼備する彼はボールを運ぶ、飛び出す、決定的なパスを送るといった仕事ができる。中学入学と同時に来日し、サッカー選手としてはほぼ日本育ちのロメロだが、生まれたペルーの“風味”がプレーのいいアクセントになっているのかもしれない。

昨季は試合に絡めない時期もあったが、終盤戦は第37節・大分トリニータ戦の2得点など目覚ましい活躍を見せた。今季も第4節からの5試合中、4試合で先発を果たしている。

町田は4月13日のアビスパ福岡戦を2-0と快勝した。彼は先週の試合をこう振り返る。
「守備も攻撃も上手くバランスよくやっていて良かった。新潟戦に続いてセカンドボールを拾えて、パスを出したり、ゴール前だったり自分のプレーができた。チームのやることがあって、その中で自分の特徴を出していければチームがもっと良くなる」

昨年の試合に絡めなかった時期を糧にした部分もある。
「去年は外で試合を見ることが多かったけれど、自分が入ったときに何をしようか、いつも考えていた。だからチャンスをもらったときに結果を出せた」

福岡戦の町田は富樫敬真、ジョン チュングンが2トップを組み、左サイドハーフに中島裕希を置く布陣だった。中島も含めて前線に「タメ」を作れる人選で、そうなるとロメロの攻め上がりは容易になる。彼は新ユニットのプレー、2トップとの関係をこう説明する。
「ジョンとは『すぐ(パスを)出すから顔を出してね』ってコミュニケーションを取っていた。そこに(ボールが)収まれば自分も生きる。あの二人はよく走っていたし、守備から攻撃(の切り替え)も良かった」

今季の開幕直前、2月22日には彼にとって第一子となる男児が生まれた。「将来はサッカー選手に?」と水を向けると「もちろんそうですね」と即答が帰ってきた。

父は言う。
「毎日癒やされています。奥さんが気を使って部屋を移動したりしてくれるから、夜泣きは大丈夫。家族のために、もっと頑張ろうと思います」

31歳のロメロに、新たな目標が生まれた。
「子供が小学生になるまでサッカーをやりたいです」

文:大島和人(町田担当)


明治安田生命J2リーグ 第10節
4月21日(日)15:00KO 町田
FC町田ゼルビア vs 大宮アルディージャ
町田市立陸上競技場(FC町田ゼルビア)
みんなの総合評価 (3.5)
臨場感 (3.1)
アクセス (2.2)
イベント充実 (3.7)
グルメ (4.1)
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