【岐阜 vs 水戸】 ウォーミングアップコラム:アンカーとして、「狭間で生きてほしい」の実践誓う。MF中島賢星

2019年4月20日(土)


岐阜は前節・長崎戦に敗れて、現在3連敗中。開幕から9節を戦い、思うように勝点を積み上げられない状態が続いているのが現状だ。今季より、攻守の軸となるアンカーポジションを務めるMF中島賢星(写真)も、今季これまでの試合を振り返り「チームが勝つために、失点を抑えるためにアンカーでプレーしている。そういう意味では自分の中で一番責任を感じている」と唇を噛んでいる。

さらに、個人としても悔しさの滲む時間が続いていたという。「自分に責任があること。(第5節)横浜FC戦くらいの時から、(大木武)監督から指摘されているポイントがあった。しかし、自分の中ではクリアにし切れていないところもあって。実際、(第8節)愛媛戦では一つ前のポジションとしてプレーした。キャンプからずっとアンカーとしてプレーしていたので、外れたことが悔しかった」。素直に胸の内を吐露してくれたが、その悔しさはチームの扇の要としての責任感、そして今季へかける気持ちからくるものだった。

それでも、中島はタダでは起き上がらない。前節・長崎戦を経て、悔しさや引っかかっていた点が整理された様子。「愛媛戦で(アンカーから)外れて、また戻った。(愛媛戦でのプレーも含めて)長崎戦では『アンカーとしてプレーする以上、監督から指摘されていたことはマストなのだな』ということを実感した」。そして、「ゲーム後に監督とも話し合ってクリアになった」と晴れやかな表情で語っている。

「監督はよく、『狭間で生きてほしい』と言う。それは、監督から言われたことだけでなく、自分の意思も持ってプレーするということ。どちらかになり過ぎず、その間でのプレーが求められる。長崎戦では(実感があった分、言われたことを)意識し過ぎてしまって、自分の良さを出せなかったが、(狭間で生きてほしいという)言葉どおりだった気がする」と中島。続けて「今節は期待していてほしい」。言葉には一点の曇りなく、自信がみなぎっている。モヤモヤ感を振り払った扇の要はチームを勝利に導くため、水戸戦でどんなプレーを示すのか。注目して、試合を楽しみたい。

文:岩波陽平(岐阜担当)


明治安田生命J2リーグ 第10節
4月21日(日)14:00KO 長良川
FC岐阜 vs 水戸ホーリーホック
岐阜メモリアルセンター長良川競技場(FC岐阜)
みんなの総合評価 (4.2)
臨場感 (3.5)
アクセス (3.2)
イベント充実 (4.2)
グルメ (4.7)
アウェイお楽しみ (4.1)