【神戸 vs 川崎F】 ウォーミングアップコラム:「このクラブを大きくする」。“カピタン”イニエスタのブレない想い。

2019年4月27日(土)


「no」。イニエスタ(写真)は苦笑いを浮かべ、短くそう答えた。“もう一度バルセロナでプレーしたいか”という先日(4月25日)のメディア共同取材での質問に対してである。そして彼はこう続けた。
「バルセロナというクラブを去る決断をしたのは、そこでの時間が区切りを迎えたという風に考えたからです。今はヴィッセル神戸の一員として何ができるかを考えてプレーしています。もちろん、バルセロナという街に戻ることはあると思いますが、バルセロナというチームでプレーすることはないと思います」

バルセロナでの彼の全盛期を知る多くのファンにとっては、少し寂しさがにじむコメントかもしれない。だが、裏を返せば、それくらい大きな覚悟を持って彼は神戸にやってきたとも言える。
振り返れば、昨年の夏にイニエスタがやってきた際も「神戸というクラブを大きくしたい。困難はあるかもしれないが、それをみんなで乗り越えるために自分ができる最大限のことをする」といった内容のコメントを残している。
メディア共同取材でも「ゲームの中で最大限の貢献をすること、このクラブを大きくすること、この2つにコミットをしている。そのためにこれからも力を出していきたいと思います」と話している。
神戸の“カピタン(キャプテン)”になった今、そのブレない決意はより強固なものになったはずだ。

今節の川崎F戦は主将としての初仕事になる。「結果を出すことで好循環を作っていきたい」と願うイニエスタにとっては、絶対に負けられない一戦となる。
「川崎Fは現チャンピオン。本当にいいサッカーをするチームだと思います。攻撃も守備も完成度が高く、レベルの高い選手も揃っています。インテンシティの高い試合になるだろうと思っています。その中で、勝利を勝ち取るにはミスを減らすことが大切。ここ最近はチームとして90分間、安定したサッカーができていない状況が続いています。その中で相手の得点につながるようなミスがいくつかあります。90分間、レベルを維持できるかどうかが、勝つために大事な部分だと思います」
J1リーグ3連敗中の苦境を跳ね返すには勝点3がほしいところ。それが王者からもぎとるポイント3なら、なおさら価値は高い。神戸のNo.8の挑戦を、みんなで後押ししてほしい。

文:白井邦彦(神戸担当)


明治安田生命J1リーグ 第9節
4月28日(日)14:00KO ノエスタ
ヴィッセル神戸 vs 川崎フロンターレ
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