【栃木 vs 岐阜】 ウォーミングアップコラム:燃える漢、菅和範。いざ、戦いの舞台へ。

2019年4月27日(土)


「意地を見せないといけないし、結局、そこなんだと思います。栃木の選手として意地を見せること。闘うこと。走ること。それが勝点3に繋がると思っています」
今節を前に、栃木の燃える漢、菅和範(写真)は言った。

前節長崎戦、チームは集中を欠いたプレーの連続で前半だけで3失点、惨敗。これで5戦勝ちなしとなった。選手たちはハーフタイムと試合後にグリスタ中のサポーターから大ブーイングを浴びる失態を演じてしまった。試合直後の記者会見で田坂和昭監督は顔を紅潮させながら「(次に向けて)うまい下手は関係なく、栃木のために戦える選手をチョイスしたい」と言い放った。

闘うこと、走ること。勝利を掴み取るための最低限が不足するチームの窮地に、栃木の燃える漢がクローズアップされるのは当然のこと。
今季はまだ出番はない。が、準備は万全だ。試合出場はなくとも、いつ何時の練習グラウンドでも誰よりも声を張り上げてチームを鼓舞する姿は、栃木SCに在籍するこの8年間まったくブレることがない。闘将は今なお闘将のままだ。今季から新キャプテンとなった藤原広太朗も「(廣瀬)浩二さんや菅ちゃんが試合に出れなくとも練習からあれだけやってくれている。若手はあの姿をみてやればいいんですから。それがこのチームにとって一番大きなことかもしれない」と栃木のレジェンドたちの姿に目を細める。

下降線をたどるチームの中で、菅が自らをも鼓舞するように話した。
「(今の状況は)ピッチに立つ11人だけの責任じゃないんですよ。試合に出ていない選手が試合に出ている選手たちの座を脅かせていないのも一つだと思うし、僕も含めたそういう選手たちが練習からもっとタイトにハードに行くべきだと思う。今週、その辺りを今一度選手たちと話しましたが、みんなもそこが一番大事だと分かっていました。だからこそ、次のゲームは全員で気持ちを見せるゲームにしたいと思います」

今節、ホームに迎えるのは菅がかつて4年間過ごした岐阜。21位と苦しむ古巣戦を前に菅が気持ちを込めた。
「岐阜は自分にとって特別なクラブの一つです。でも、もしここで出番が来たら、古巣だとかそういうのは関係なく、一サッカー選手としてプライドを懸けて闘う。それだけだと思っています」

今の栃木に必要なのは、気持ちの強さだ。見る者が納得する熱い試合だ。菅がその燃えさかる魂をチームに伝播させ、いざ、古巣を迎え撃つ。

文:鈴木康浩(栃木担当)


明治安田生命J2リーグ 第11節
4月28日(日)14:00KO 栃木グ
栃木SC vs FC岐阜
栃木県グリーンスタジアム(栃木SC)
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