【岡山 vs 東京V】 ウォーミングアップコラム:とても大きな存在のイ ヨンジェ。

2019年4月27日(土)



前節・徳島戦の45+2分、同点ゴールを決めたイ ヨンジェ(写真)。「いつもチームの助けになるゴールを決めたいと思っていて、それが良い結果につながっていると思う。1−1でロッカールームに戻ったとき、逆転できるという雰囲気になった」と振り返る。

イ ヨンジェは、試合では強烈なスピードと迫力で相手が嫌がるFWだが、普段は優しい雰囲気の自然体だ。後輩の韓国人選手にとっては憧れの存在であり、優しい兄貴分でもある。岡山に加入して今年で2年目のDFチェ ジョンウォンは、イ ヨンジェが試合後のミックスゾーンでインタビューを受けていると、その様子をスマホで撮影していたりする。「サッカーが好きな韓国人は皆、イ ヨンジェのことを知っている」と教えてくれたのは、チェ ジョンウォンだ。

岡山に在籍する韓国人選手は、イ ヨンジェ(91年6月生まれ)が最年長で、GKイ キョンテ(95年3月生まれ)、DFチェ ジョンウォン(95年8月生まれ)、MFユ ヨンヒョン(2000年2月生まれ)の4人。先日、3連戦を終えたオフには、イ キョンテら後輩がイ ヨンジェ夫妻を誘って、岡山市内の桜の名所に花見バーベーキューに出かけた。「僕は結構長い時間、岡山で生活しているから、あそこの桜がきれいなことを知っていたし、皆でお花見をやったらいいかなと思って。いつもヨンジェ君がごはんをおごってくれるので、今回は俺らが準備をしたんです」とキョンテ。

彼らにとってイ ヨンジェの存在は本当に大きい。キョンテは、「サッカーのことも、それ以外のことでもアドバイスをくれるし、ちゃんと出来ない時には、『大丈夫』って、自信をつけさせてくれます」と言う。今年、岡山に加入したユ ヨンヒョンは、こう語る。「すごく優しくしてくれますし、ヨンジェさんがいたから、チームに早く適応できたと思う。サッカーの面でもいろんな経験をされているので、いろんなアドバイスをくれて、本当に大きな存在だと思います」。

イ ヨンジェについて熱心に話す彼らの話を聞き終えて、いつも通訳をしてくださる徐基容アシスタントコーチに、「彼らは兄弟のようですね」と言うと、「4兄弟です」という答えがあった。ヨンジェはゴールが決まるたび、指でハート型を作って、スタンドにいる奥さんに送っているが、そのハートの数が増えるほどに、イ ヨンジェの存在を見ている選手たちのプレーの幅も広がりそうだ。

文:尾原千明(岡山担当)


明治安田生命J2リーグ 第11節
4月28日(日)14:00KO Cスタ
ファジアーノ岡山 vs 東京ヴェルディ
シティライトスタジアム(ファジアーノ岡山)
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