【甲府 vs 千葉】 ウォーミングアップコラム:曽根田穣。苦しい時期を乗り越える手助けをしてくれた堀米勇輝に感謝を込めて勝点3を奪い取る

2019年5月4日(土)


山梨県出身、山梨県育ち、甲府アカデミーで育った堀米勇輝。彼が今季千葉に移籍したことはショックなことだったが、その堀米が初めて甲府の“敵”として山梨中銀スタジアムにやってくる。甲府も千葉も勝利が欲しい試合ということでは他の試合と同じだが、甲府のファン・サポーターにとってはそれ以上の感情が加わる今節。

堀米が京都から戻ってきた2017年に加入したのが曽根田穣(写真)(びわこ成蹊スポーツ大OB)。プロ2年目からは先発して90分間戦える主力に成長したが、1年目はなかなかチャンスを掴めず、精神的にも辛い時期だった。

「試合に出られないときはホリ(堀米)くんと一緒にいることが多く、『プロ選手は試合に出られないときはこうあるべき』という心構えなどを話してくれました。気持ちだけでなく、振る舞い方もアドバイスしてくれた。それでも、それを忘れかけそうになるときがありましたが、ホリくんは毎日のように話してくれた。ホリくんがいなければ、あの時期は乗り越えられなかったと思います」

堀米自身も甲府U-18からプロになり、試合に出られない時期も経験し、出場機会を求めて期限付き移籍するなどプロサッカー選手としての明暗を知っている。曽根田が持っている能力、努力もあった中で実質6年間のプロ経験を持つ堀米の言葉は曽根田の気持ちがダークサイドに落ち込みそうなときに引き上げてくれた。

「千葉戦は単純に対戦相手にホリくんがいることが楽しみ。絶対に負けたくない」と曽根田は目を輝かせる。そして、「甲府のファン・サポーターの皆さんには拍手でホリくんを迎えてほしい」と付け加えた。複雑な思いがあることは承知だし、理解することも難しい決断だと思うが、長年共に戦った仲間を温かく迎え、勝って送り出せれば水に流せるはずだ。

文:マツオジュン(甲府担当)


明治安田生命J2リーグ 第12節
5月5日(日)14:00KO 中銀スタ
ヴァンフォーレ甲府 vs ジェフユナイテッド千葉
山梨中銀スタジアム(ヴァンフォーレ甲府)
みんなの総合評価 (4.0)
臨場感 (3.4)
アクセス (3.2)
イベント充実 (4.1)
グルメ (4.2)
アウェイお楽しみ (4.0)

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