【神戸 vs 鹿島】 ウォーミングアップコラム:「勝てるゴールを」。最強の“掘り出しもの”古橋亨梧のブレない想い。

2019年5月11日(土)


「チームが勝てるようにゴールを決めたい」
今シーズンの古橋亨梧(写真)がよく口にするフレーズだ。平成最後のJ1リーグとなった第9節の川崎F戦の後も似たコメントを残している。振り返れば、今シーズン開幕前から一貫して言い続けている。つまり、“勝てるゴールを”は古橋の覚悟を表したフレーズだ。

古橋が神戸に加入したのは昨シーズンの途中。J2のFC岐阜でゴールを量産(26試合11ゴール)し、自らの力でJ1挑戦の切符をつかんだ。

J1デビューは昨年8月5日のFC東京戦。翌節の磐田戦ではJ1初ゴールも決めている。同じ試合ではイニエスタが芸術的ターンからJ初ゴールを決めたことで、古橋のゴールの印象はやや薄れたものの、スッと相手DF裏へ抜け出し、GK脇を冷静に抜いたシュートは彼の特長が詰まったゴールだった。

その後も攻撃の軸としてチームにフィットした古橋は、計13試合で5ゴールと大ブレイク。神戸にとっては最強の“掘り出しもの”と言える存在になった。

今シーズンも、“ゼロトップ”を採用した開幕戦を除く9試合で先発出場と主力に。ビジャ、イニエスタ、ポドルスキのVIPトリオとともに強力なアタッカーとして古橋は存在感を放っている。そしてビジャの4ゴールに次ぐ3ゴールもマーク。それでもなお、「もっと決められるチャンスはあったと思うので、もっと決めていきたい」と常に自分を奮い立たせてきた。

神戸は現在リーグ5連敗中と苦しい時期を過ごしている。この状況を打開するためには何が必要か。前回のホーム川崎F戦後、ミックスゾーンで古橋はこう話した。
「(チームとして)下を向かないこと。(個人としては)決めるチャンスは多くあったので、もっとチームが勝てるようにゴールを決められるようにしたい」
170cmの小柄なストライカーは、常に、ブレずに、前を見据える。

文:白井邦彦(神戸担当)


明治安田生命J1リーグ 第11節
5月12日(日)14:00KO ノエスタ
ヴィッセル神戸 vs 鹿島アントラーズ
ノエビアスタジアム神戸(ヴィッセル神戸)
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