【G大阪 vs C大阪】 ウォーミングアップコラム:前節、J1初ゴールを決めたFW食野亮太郎。大阪ダービーでも狙うは、ゴール。

2019年5月17日(金)


執念を燃やして辿り着いた、J1初ゴールだった。

前節のサガン鳥栖戦。下位に低迷するチーム同士の対戦で、是が非でも勝点3が欲しい一戦だったが、ガンバ大阪は前半、16分にコーナーキックから失点を許し、リードを奪われた。その状況に、宮本恒靖監督が最初に切った交代カードがFW食野亮太郎(写真)だった。やるべきことは決まっていた。
「0-1で終わるわけにはいかない。自分たちに流れを取り戻すためにも是が非でもゴールが欲しかった」

だが、思いとは裏腹にチームは72分にPKで2失点目を奪われてしまう。さらに90分には3失点目…。それでも下を向くことはなかった。
「次節に『大阪ダービー』が控えていると考えても、1点でも返してそこに繋げなければいけないし、個人的にも起用してもらったことに気持ちを見せなければいけないと思っていた。ゴールは決められたとはいえ1−3に終わった悔しさしか残らなかったけど、ダービーに繋がる1点になった」

今シーズンはガンバU-23チームからスタートした。与えられたポジションは昨年までのサイドMFとは違うFW。今季から監督に就任した森下仁志U-23監督によって見出された。
「初めて彼を見たときは、自分が持っている判断やテクニックを活かすために、どういう感情で向き合えばいいかに迷いがあり、才能を発揮しきれていない感じがした。それもあってサッカーでは一番わかりやすいFWで使おうと考えました(森下U-23監督)」

結果、食野は前線で躍動する。
明治安田生命J3リーグ開幕戦でゴールを奪うと、4節のYS横浜戦での2ゴールを皮切りに3試合連続ゴールを決める。その直後に出場した、今季初のトップチームでの公式戦、ルヴァンカップ・ジュビロ磐田戦でもゴールを奪い、再びJ3リーグに戻ったブラウブリッツ秋田戦でも2ゴールをたたき込んだ。森下監督から繰り返し求められている『シュートの意識』を示すべく、秋田戦で彼が放ったシュートは実に8本。そうして体に染み込ませた感覚が、J1リーグでも花開いた。
「普段の練習からやってきた体の使い方や重心のかけ方、ボールの運び方が、あの瞬間、意識せずとも自然に出た。体に染みついていたんだと思う」

とはいえ、慢心はない。ライバルに打ち勝ち、トップチームで先発の座を奪うには「明確に数字を残し続けるしかない」と思うからだ。もちろん、週末に待ち受ける『大阪ダービー』でも。
「ユースの時代からセレッソ戦は得意です。数字は覚えていないけど、点を決めてきたイメージもあるし負けた記憶もない。今節も絶対に勝ちます。そのためにチャンスをもらったら全力で狙いにいきます」
言葉に力を込めて言い切った。

文:高村美砂(G大阪担当)


明治安田生命J1リーグ 第12節
5月18日(土)19:00KO パナスタ
ガンバ大阪 vs セレッソ大阪
パナソニック スタジアム 吹田(ガンバ大阪)
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