【FC東京 vs 札幌】 ウォーミングアップコラム:GK林彰洋が感じた確かな変化「FC東京は変わってきている」

2019年5月17日(金)


最後の門番が、今節もゴールを許さない――。11戦無敗で首位をひた走る中、リーグ戦ではここ4試合でクリーンシートを続ける。失点は現在リーグ最少の5失点で、一試合平均では2008年の大分が記録した過去最少の年間24失点をはるかに下回るペース。その要因をGK林彰洋(写真)は、こう語った。

「何よりDF陣といい関係がつくれているし、いつも同じパワーで臨めていることも大きい。いい時は、このぐらいでいいとなりがちだけど、チームとしての基準が常に高い。それが結果にも表れている」

チーム全員が体を投げ出してシュートブロックに入り、そこを抜け出たボールも林が懸命に防いできた。それが毎試合で継続できている。それもトレーニングの賜物だと、林は言う。

「今年は(東)慶悟を中心にうまくチームを引き締めてくれている。良いプレーを称える一方で、何かミスが起きても『いいよ、切り替えよう』とはならない。そうした危機感を持つところは、このチームが変わってきているところだと思う」

集中した練習が、試合の好結果につながっている。主将の東を中心に経験豊富な選手たちが練習の空気を引き締め、東京特有の緩いムードを払拭しようとしている。4月末の松本戦の試合前日、小平グラウンドのピッチには林の声が響いたという。気持ちが緩んだ瞬間、そこに最後尾から檄が飛んだ。甘えを許さないムードが、翌日の勝利につながった好例だろう。

「これを継続していきたい。この時は良かったではダメ。それを続けていけるチームだけが上位に残っていける。そのために、やることをやり続けたい」

今節対戦する札幌は、リーグ戦ではここ2年勝利がなく、1分け3敗と相性は決して良くない。青赤の頼れる守護神が失点を阻み、首位固めを狙う。一歩ずつ悲願達成に突き進む中で、『緩い』『勝負弱い』が代名詞のチームは確かな変化を見せ始めている。

文:馬場康平(FC東京担当)


明治安田生命J1リーグ 第12節
5月18日(土)14:00KO 味スタ
FC東京 vs 北海道コンサドーレ札幌
味の素スタジアム(FC東京)
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