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【神戸 vs 名古屋】 ウォーミングアップコラム:チーム最多の公式戦6ゴール。ウェリントンが“突破口”を開く。

2019年5月21日(火)



2019年1月17日。今季も阪神淡路大震災が起こった日に、ヴィッセル神戸は始動した。ダビド ビジャや山口蛍、西大伍らそうそうたる新加入選手たちがピッチに現れるなか、FWウェリントン(写真)の姿はなかった。
詰め掛けた報道陣の頭上に浮かんだのは「?」マーク。ビジャ加入で出場機会が減ることを懸念して移籍するのか。ティーラトンやアフメド ヤセルら昨季の主力がチームを離れる中で、ウェリントンまで…と練習場のピッチサイドはにわかにざわついていた。
結局、その心配はただの取り越し苦労で終わる。不在の理由は、航空機のトランジット(乗り継ぎ)がうまくいかず始動日に間に合わなかったから、というものだった。

遅れてきたストライカーは、今季開幕から明治安田生命J1第5節のG大阪戦までベンチにも入れずに悶々とした日々を過ごした。FCバルセロナからMFセルジ サンペールが加入した後(J1第4節・清水戦でJデビュー)は、外国籍選手枠5人の問題もあって、さらに出場機会は遠のいた。それでも腐らず、ルヴァンカップでゴールという結果を残してきた。
そしてJ1第6節の松本戦で今季初のリーグ戦出場を果たすと、その試合でいきなりゴールを決めてみせた。直近のJ1第12節の横浜FM戦でもゴールを決めたウェリントンは、ルヴァンカップ3得点、リーグ戦3得点とチーム最多の公式戦6ゴールをマークしている。“遅れてきたストライカー”は、遅れを取り戻すかのようにゴールを量産し始めた。

J1第6節の松本戦の後、ウェリントンはこんなコメントを残している。「試合に出ていなくても、準備はしている。ルヴァンカップでも点を取っていたし、Jリーグでも出ればやれる自信はあった」
昨季はメンバーから外れて苛立ちを露わにした時期もあった。だが、それを乗り越え、耐えてきたことで今の活躍がある。

神戸のルヴァンカップ プレーオフシリーズ進出、そしてチームの悪い流れを断ち切れるのは、この苦労人しかいない。吉田孝行監督が現役時代につけていた背番号「17」を背負うストライカーが、神戸の“突破口”を開く。

文:白井邦彦(神戸担当)


JリーグYBCルヴァンカップ 第6節
5月22日(水)19:00KO ノエスタ
ヴィッセル神戸 vs 名古屋グランパス
ノエビアスタジアム神戸(ヴィッセル神戸)
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