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【浦和 vs 広島】 ウォーミングアップコラム:ACLの自信を携えて、青木拓矢の決意「リーグでも同じテンションで」

2019年5月25日(土)


リーグ戦3連敗という暗い事実。内容的にもふがいない出来が続き、苦しいムードが漂う。そんな重苦しい空気を吹き飛ばしたのが、5月21日に行われたACL・北京国安戦の快勝劇だった。

今季の初顔合わせとなった3月13日のアウェイ戦では圧倒的にゲームを支配され、シュート数はゼロという屈辱を味わった。0−0で勝点1を拾えたのが奇跡的な試合だったが、その時の借りを3−0の大きな利子までつけてホームで返してみせた。

その中国の強豪相手に圧巻のパフォーマンス。それをJリーグでも見たい。その願いは浦和をサポートする者の自然な思いだろうが、それを誰よりも感じているのが他ならぬ選手たちだ。青木拓矢(写真)も「これができたことで次、しっかりリーグでもこれと同じテンションでプレーが出せるように」と力を込める。

今季、青木はプレシーズンのキャンプから負傷リハビリを強いられて大きく出遅れ、復帰は第5節のFC東京戦まで待たねばならなかった。離脱中もオズワルド オリヴェイラ監督から「替えの効かない選手」とたたえられた背番号16はそこから継続的に起用されることになった。

その指揮官の強い信頼は選手にとって非常にありがたいことだろう。だが、一方で故障明けから過密日程の中で公式戦10試合連続ほぼフル出場(復帰戦のFC東京戦のみ82分)という状況は身体的に大きな負荷ともなっていた。

転機となったのは湘南戦だ。ゴールを巡る判定で大きな注目を集めた一戦は、ターンオーバーで多くの主力を休ませた試合でもある。それは青木が「休ませてもらったのは大きかった」とその恩恵を口にしたように、北京国安戦で高パフォーマンスを出せた一因になった。

また、結果的に逆転負けを喫したものの、湘南戦のメンバーが前半に見せたプレーの質はそれまでの試合よりも高かった。ターンオーバーは休養だけではなく、刺激もレギュラー格の選手に与えた。

ACLであれだけの内容で完勝できたのだ。決勝トーナメント進出のかかった一戦という集中と闘志が極度に高まった状態から中4日、その反動は不安材料とも言える。だが、自信を失いかけていた選手たちが再び顔を上げる契機にもなった。

「最低限、これくらい戦えて、走れて、というのは出したいですよね、毎試合」

北京国安戦の出来がたまたまだったとは言わせない。広島戦は青木にとっても、チーム全体にとっても重要な試金石となる。

文:神谷正明(浦和担当)


明治安田生命J1リーグ 第13節
5月26日(日)14:00KO 埼玉
浦和レッズ vs サンフレッチェ広島
埼玉スタジアム2002(浦和レッズ)
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