【FC東京 vs 大分】 ウォーミングアップコラム:森重真人が恩人・片野坂監督と再会 「自分を見つけてくれた人に活躍する姿を見せたい」

2019年5月31日(金)


FC東京は6月1日、味の素スタジアムで大分と対戦する。前節今季初黒星を喫し、初のリーグ制覇へ連敗は避けたいところだが、相手は上位の大分。今季は6年ぶりにJ1の舞台に帰ってくると、現在リーグ4位と旋風を巻き起こしている。

「好調だし、今の順位にいるのはたまたまではないと思う。自分がいた時のメンバーはいないので、古巣という感じはないけど、東京に来てくれる大分のファン、サポ―ターの中には自分が在籍した時から応援してくれている人がたくさんいる。そういう人たちの前でプレーできることは幸せに感じる」

プロ入りから09年まで4年間を大分で過ごした森重真人(写真)は、そう口にした。6年ぶりとなる古巣戦。相手ベンチに座る片野坂知宏監督は、プロの道を切り開いてくれた恩人でもある。

14年前、森重は広島ユースの昇格を逃し、広島皆実高からJリーグ入りを目指していた。そして、夢にまで見たプロの世界に彼を誘ったのが、当時の大分でスカウト担当をしていた片野坂監督だった。

「自分を見つけてくれた人。自分が片野坂さんの前で活躍すれば、片野坂さんにとっても恩返しができるんじゃないかなと。勝点をプレゼントするより活躍した姿をプレゼントしたい」

今季の古巣の躍進については「チームが降格して出た人間なので。なんとも言えない」と言ってこう続けた。

「だけど、大分のことはいつも気にかけてきた。6年前もJ1での対戦は楽しみだったし、実際に楽しかった。今回も6年ぶりに対戦できるのは本当に楽しみ」

大分の前線には、J1得点ランク首位タイの藤本憲明ら多士済々がそろう。彼らをいかにして封じるか。「対戦したことがない選手がいる中で、実際にやってみないと分からない部分も多い。試合にいかにしっかりと入っていけるかどうかだと思う。それぞれの特長を早くつかんで相手の良さを消していきたい」

片野坂監督によって見いだされた才能は、ワールドカップも経験し、プロの舞台で14年というキャリアを歩んできた。恩人と、古巣のサポーターに自らの成長を見せる絶好の機会が訪れた。「だからこそ、絶対に負けたくない」と、森重は言った。それが一番の恩返しだと、彼は知っている。

文:馬場康平(FC東京担当)


明治安田生命J1リーグ 第14節
6月1日(土)14:00KO 味スタ
FC東京 vs 大分トリニータ
味の素スタジアム(FC東京)
みんなの総合評価 (4.0)
臨場感 (3.6)
アクセス (4.2)
イベント充実 (3.7)
グルメ (3.5)
アウェイお楽しみ (3.5)

みんなの口コミで作る「スタジアムナビ」
全スタジアムの新着投稿フォト

編集部オリジナル特集

観戦アドバイス大募集!スタナビ「スタジアムグルメ」投稿キャンペーン!

移籍情報