【北九州 vs 熊本】 ウォーミングアップコラム:積み重ねを発揮する福森健太。天皇杯で3得点、勢いを上位対決の勝利へ!

2019年6月1日(土)


天皇杯1回戦で北九州は山口県代表の徳山大に6-0で快勝。幾ばくかのピンチはあったが、ゲームを優位に進め2回戦に駒を進めている。勝利の原動力になったのが福森健太(写真)で、本職の右サイドバックで出場しハットトリックを達成。「これをきっかけにして、リーグ戦につなげたい」と気持ちを新たに今節に備えている。

福森は北九州で3年目、特別指定選手としてプレーした2016年を加えれば4年目のプレーヤーで、機を逃さないオーバーラップと正確なクロスを武器に決定機を創出している。

今季は途中からピッチに立つ試合がほとんど。だが、ルーキーらにスタメンを渡したとしても、一足飛びの無理をして自分を飾ろうとはしないのも福森の良さ。「自分の良さを出し、課題をクリアしながらできればいいのかなと思う。継続して取り組んでいくことが大事」とコツコツと積み上げ、天皇杯1回戦ではついに主力選手が揃う布陣に名を連ねた。

「ビルドアップの部分は去年からけっこう取り組んできた。今年も継続しながら、自分の良さを消さないようにしたい。(天皇杯では)前線への配給と得点シーンのようにボックスの中に入っていくことを意識した」

サイドハーフで先発した内藤洋平とともにスムースなビルドアップを心がけ、何度もチャンスメーク。また、小林伸二監督からは「前に持ち出すプレーと逆サイドのクロスに対するポジショニング」を特に言われているといい、もぎ取った3点のうち2点は左サイドの崩しに、右から駆け上がって合わせた。コツコツの積み重ねが、ビルドアップにも、得点シーンにも発揮されたというわけだ。

今週末はホームに熊本を迎える九州ダービー(バトル・オブ・九州)。熊本には17年に一緒にプレーした鈴木翔登や、Jリーグ戦デビューした特別指定選手時代に北九州を引っ張っていた原一樹が所属する。福森は「特徴は分かっているのでそこは出させたくないし、純粋に対戦は楽しみ」と話し、こう続けた。

「降格してきたチームで、最初は苦しんでいたが、調子を取り戻してきている印象がある。上位対決になるので、まずは自分たちの力をしっかり発揮したい。基本はやはり先手を取って自分たちから仕掛けていけるようなサッカーをしたいなと思う」

北九州の熊本との対戦成績はJ2時代通算で8勝5分1敗。11試合連続でゴールを挙げ、過去14試合で29得点と相性が良い相手だ。ただ、J3で3年目の北九州と、J2時代の戦力を抱える熊本との対戦は好対照。今回ばかりは北九州がチャレンジャーであるのは言うまでもない。むろん天皇杯で3点を取ったからといって、難敵を前に福森が驕ることはない。

「クロスが上げられるシーンでは上げるし、自分がシュートに向かうほうがいいという選択をすればそっちになる。試合の状況、相手を見ながらプレーを選択したい。勝つためにやっているので、そのためにできることをやって、結果としてゴールが入ればいいなと思う」

首位を守るには、自分たちからアクションを起こさなければならない。積み上げを次はリーグ戦の結果へ、福森健太が魅せる右サイドでの熱いプレーに注目だ。

文:上田真之介(北九州担当)


明治安田生命J3リーグ 第10節
6月2日(日)16:00KO ミクスタ
ギラヴァンツ北九州 vs ロアッソ熊本
ミクニワールドスタジアム北九州(ギラヴァンツ北九州)
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