【山形 vs 水戸】 ウォーミングアップコラム:柳貴博、ポテンシャルの果てをめざして

2019年6月14日(金)


右サイドでビルドアップの起点となり、中央へのくさびやクロスでチャンスを広げ、セットプレーでも可能性の高いボールを蹴り込む。攻撃のアクセントとして大きな存在感を放っていた三鬼海の離脱はチームにとっても大きな痛手だ。その右サイドで巡ってきたチャンスに、柳貴博(写真)は三鬼とは違う持ち味で勝負を続けている。

プレー中は前傾姿勢が多く、走るとやや左右に上体が揺れるフォームは、かつて山形でプレーしたミスター・モンテディオ、高橋健二さん(現湘南コーチ)を彷彿とさせる。ただし、185センチの上背に長いストライドを駆使する動きはダイナミックだ。

FC東京から期限付き移籍したのは、すでに山形がキャンプインして約2週間経った1月下旬。紅白戦のサブ組ではセンターバックでも試されていたが、より特長が生かされるのはアップダウンを要求されるウィングバック。今シーズンのフィジカルトレーニングの名物メニューとなっているシャトルランでは、チームトップの持久力を見せる。

「仕掛けて敵抜いて、剥がしてクロス上げるというシーンは自分の特長だと思うので、どんどん増やしていきたい」

3節前の金沢戦では7試合ぶりのピッチに立ち、約20分間プレーしたが、「自分の中では何もできなかった」とアグレッシブなプレーからは程遠く、山形での初先発となった2節前の鹿児島戦も、チーム自体が圧される時間が長く、1-0の勝利に貢献した満足感も薄かった。そして前節、敵陣深く入り込むシーンは増えたが、そのポテンシャルはまだまだ出し尽くされてはいない。嵐のような大一番が、それを引き出してくれるはずだ。相手のストロングでもあるサイドで、いざ勝負!

文:佐藤円(山形担当)


明治安田生命J2リーグ 第18節
6月15日(土)19:00KO NDスタ
モンテディオ山形 vs 水戸ホーリーホック
NDソフトスタジアム山形(モンテディオ山形)
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