【東京V vs 大宮】 ウォーミングアップコラム:恩師・高木琢也監督から“サッカー”を教わった李栄直が新境地で輝く。

2019年6月21日(金)



前節、リーグ屈指の得点力を誇る甲府を無失点に抑え、勝利した。12試合ぶりのクリーンシートを誰よりも喜んだがの、李栄直だ。第16節4失点、第17節3失点と、2試合連続で大量失点が続いていた中で、前節は3−4−3へとシステムを変え、メンバーも変化をつけた。そこで、3バックの中央に抜擢されたのが背番号17だった。「キャリアの中で初めての経験」というポジションだったが、求められるカバーの部分と、最後尾から指示出しの声を切らすことなく続け、ピンチを招く場面もなくはなかったが、最終的にゴールを割らせなかった。

今節の相手・大宮の指揮官が、長崎在籍時代の恩師・高木琢也監督とあって、より一層気合が入っている。「スカウティングがかなりすごいので、自分たちは丸裸にされているぐらいだと思う。こちらが嫌なことを徹底的にしてくる監督なので、怖い」と、警戒心を高めている。だが、そこに屈しない自信も、北朝鮮代表DFにはある。「あらゆる場面を想定されたとしても、東京Vの選手たちはクオリティが高いので、上回れると思っています。甲府戦で少し雑になってしまっていたところがあったので、細かな質にもしっかりとこだわってやれれば、対策されても問題はないと思う。あとは、それぞれが自分のプレーに責任を持てるかが鍵になると思います」

チームとしては、押し込まれる場面も少なくなかった前節の反省からも、「もっと保持率を上げなければいけない」と、今節へ向けた課題を口にする。
また、個人としては、「チャレンジ&カバーの、さらにまたカバー。ただカバーをするだけだと、相手FWがスーパーだと行かれてしまうと思うので、自分がカバーに行く瞬間の、もう1個前に体を動かすこと、つまり、カバーのカバーを常に意識すること」をテーマに挙げる。そして、もう1つが、恩師への感謝だ。「僕が、戦術や立ち位置など、しっかりとサッカーについて考えだしたのは、高木さんに会ったからでした。徳島時代になーなーにしていた部分を、長崎ではっきりとさせてもらえました。僕の原点はあの時でした」と語るほど、多大な影響を受けた。それだけに、「イケイケではなくて、守備を統率する場面、ビルドアップの部分など、長崎ではできなかった課題を、今はこうして克服できて、少しは成長したという姿を見て欲しい」

高木監督の古巣でもある東京Vで、戦力としてもムードメーカーとしてもすっかりと中心選手となり、サポーターにも愛される存在となっている。「この間の京都の試合では、がっかりしたサポーターも多かったと思うので、しっかりと内容と結果で、僕たちの強い気持ちを見せられたらと思います!」第5節以来、14試合負けなしの大宮に黒星をつけるのは、東京Vだ!!

文:上岡真里江(東京V担当)


明治安田生命J2リーグ 第19節
6月22日(土)19:00KO 味スタ
東京ヴェルディ vs 大宮アルディージャ
味の素スタジアム(東京ヴェルディ)
みんなの総合評価 (3.4)
臨場感 (2.8)
アクセス (4.2)
イベント充実 (2.7)
グルメ (2.8)
アウェイお楽しみ (2.6)

みんなの口コミで作る「スタジアムナビ」
全スタジアムの新着投稿フォト

編集部オリジナル特集

観戦アドバイス大募集!スタナビ「スタジアムグルメ」投稿キャンペーン!

移籍情報