【富山 vs 八戸】 ウォーミングアップコラム:「昇格クラブに相性が悪い」は本当か?

2019年6月22日(土)



4位の富山が今季J3に昇格してきた13位の八戸と初めて対戦する。昇格クラブの高いモチベーション、果敢なチャレンジはどのチームにとっても脅威。侮れない相手であるのは言うまでもない。それでも富山のサポーターには「うちは昇格クラブに対して弱い」というイメージが強くあるようだ。実際はどうなのか、昇格クラブとの初対戦の勝敗をさかのぼって調べてみた。

富山は2009年にJリーグに入会してJ2に参戦。この時は自身が昇格組として先輩格のクラブに挑んだ。ちなみに1巡目の対戦は6勝5分6敗だった。
翌年からの昇格クラブとの初対戦だが、10年は北九州に第6節で1-0で勝ち、11年は鳥取に第9節で0-0の引き分け、12年は松本に第6節で3-0で勝ち、町田とは第13節で1-1の引き分けだった。ここまで2勝2分なら悪くはない。
問題はここから。13年は長崎と第4節で対戦し、0-1で敗れてJリーグ初勝利を献上した。14年にも開幕から勝ちなしと苦労していた讃岐に第15節で1-2で敗れた。富山はこの年にJ2で最下位になりJ3に降格。この苦い思い出とも相まって、讃岐戦の黒星がサポーターの頭にこびりついているのだろう。

J3でも15年は山口に第6節で0-1の敗戦。この時はスコア以上にゲーム内容で圧倒されてしまった。16年は鹿児島に開幕戦で0-0と引き分け、17年には沼津に第4節で0-3で敗れている。通算すると2勝3分4敗だが、最近5試合が勝ちなし(1分4敗)なので、印象通り苦戦しているのがはっきりした。
J3はJFLから昇格してきた上記の3クラブが初年度から優勝争いに加わった。八戸も前節に早くも4勝目を手にし、総得点もリーグ1位タイの19点をたたき出している。攻撃サッカーを看板に掲げている富山としては攻撃力で負けるわけにはいかない。前節にクラブJリーグ通算400点目を含む2ゴールを挙げたFW高橋駿太(写真)、自身富山移籍後60ゴールにあと1点と迫るFW苔口卓也をはじめとするアタッカー陣の活躍に期待したい。

文:赤壁逸朗(富山担当)


明治安田生命J3リーグ 第13節
6月23日(日)18:00KO 富山
カターレ富山 vs ヴァンラーレ八戸
富山県総合運動公園陸上競技場(カターレ富山)
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