【藤枝 vs YS横浜】 ウォーミングアップコラム:試合当日が31歳の誕生日。ワイルド系MF・大竹隆人の藤枝への想い

2019年6月28日(金)


今季は開幕3連勝と好スタートを切り、一時はクラブ史上初の首位に立った藤枝MYFCだが、直近6試合は1勝2分3敗とやや失速している。現在は首位と勝点5差の5位なので、まだまだ上位に食らいついていくことは可能であり、そのためには今節のホームゲームは大事な踏ん張りどころと言える。

クラブとしては、今季中にJ2ライセンスを取得するのは難しそうだが、昇格圏内の順位で終えることができれば、地元住民や行政の意識も大きく変わってくるはず。そのため、 石﨑信弘監督の下で戦力的なベースをしっかりと整えながら、状況を動かせるだけの結果を出すことが今季最大の目標となっている。

藤枝に来て3シーズン目で、今節は「たぶんプロになって初めて」誕生日に公式戦を迎えるMF大竹隆人(写真)(試合当日で31歳に)も、まったく同じ想いを持っている。

「僕は東京出身で、都内以外に住むのは初めてだったんですが、藤枝にはすぐに慣れました。良い土地で居心地がいいし、家族もすごく気に入ってます。サッカーの面でも、僕が来た1年目の頃より選手の待遇とか地域の盛り上がりも変わってきているし、少しずつだけどクラブとして確実に発展していると感じます。今年は経験ある選手が増えて良いサッカーができているので、僕らが勝ち続けてさらに上位に行ければ、街がもっと盛り上がるし、行政も動いてくれると信じています」(大竹)

強いリーダーシップで周囲を引っぱっていくというタイプではないが、チームのために献身的にハードワークを続けることはまったく厭わない。趣味はラップで、今どきの若者っぽいワイルドな見た目。女優・大竹しのぶさんの甥っ子で、タレント・IMALUさんの従兄弟としても知られるので、つい派手な人物像を想像しがちだが、サッカーに関しては本当に真面目で一途な面を持つ。

今季の大竹は、まだ直接FKからの1得点のみだが、チームを勝たせるゴールにも強くこだわっている。

「今のポジション(中盤の左)は(攻守に幅広く)動かなければいけないけど、動いた分だけボールに触れるし、やりがいはすごくあります。その中でボールをつなぐだけでなく、もっと前に関わる仕事をしないといけないし、そこは自分の課題だと思うので、もっと得点・アシストという数字で表わしていきたいです。前節の北九州でも自分にチャンスがあったので、今度はもっと冷静になって決めたいですね」(大竹)

今節は地域の協力によって、ホームタウンの小学生プレイヤーや父兄・指導者たちが2千人以上観戦に訪れる企画が実現した。だからこそ、より燃えるものがある。

「子供たちがたくさん来てくれるみたいなので、こういうときこそ良いサッカーをして勝たないと、お客さんも増えていかないと思います。前回(富山戦)はホームで負けてしまったので、今度は『また来たい』と思ってもらえるように絶対に勝ちたいです」(大竹)

YS横浜は乗せてしまうと大量得点もある恐い相手だが、しっかりと守ったところから仕留めるべきところをきっちりと仕留めるという今季の藤枝の戦い方を表現できれば、自ずと勝利は近づくはずだ。

その中で「良い誕生日にしたい」と言う大竹がどんな一仕事を見せてくれるのか。大いに楽しみにしながら藤枝総合運動公園に駆けつけてほしい。

文:井上慎也(藤枝担当)


明治安田生命J3リーグ 第14節
6月29日(土)17:00KO 藤枝サ
藤枝MYFC vs Y.S.C.C.横浜
藤枝総合運動公園サッカー場(藤枝MYFC)
みんなの総合評価 (4.0)
臨場感 (4.1)
アクセス (3.2)
イベント充実 (2.5)
グルメ (3.5)
アウェイお楽しみ (3.0)

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