【神戸 vs 名古屋】 ウォーミングアップコラム:“水”を得たダビド ビジャが止まらない。得点ランク2位浮上。

2019年6月29日(土)


イニエスタやトーレスよりも2つ上。37歳のストライカー、ダビド ビジャ(写真)が前節の大分戦で今季7ゴール目を決め、J1得点ランキング1位タイに浮上した。しかも、ここ4試合で3ゴールと絶好調。その背景には神戸の“前線カルテット”形成も影響している。

ビジャの神戸入りが発表されたのは昨季の最終節・仙台戦だった。ハーフタイムの大型モニターに私服姿のビジャが映し出されると、スタジアムにどよめきが走った。ただ、その瞬間はまだ単なるゲストの可能性も残されていたが、試合後、正式に加入が発表された。記者会見場のあちこちで飛び交った言葉は「マジかよ」だった。
だが、年齢的にどうかという声もあった。神戸の関係者も「アメリカのMLSではバリバリ取っていたみたい…」と曖昧な回答。そんな不安を一掃したのが、今季開幕戦だった。ゼロトップの左サイドで起用されたビジャは、ライン側から積極的にカットインを繰り返し、C大阪ゴールを脅かし続けた。
そして第2節の鳥栖戦ではJ1リーグ初得点を挙げ、翌節・仙台戦でもゴールをマーク。その後もコンスタントにゴールを積み上げ、気がつけばJ1得点ランク1位のエジガル ジュニオ(横浜FM)とは、たったの1ゴール差。今節の名古屋戦次第では首位に浮上する可能性も出てきた。

ここ4試合で3ゴールと好調の理由は“水”を得たからだろう。悪夢のリーグ7連敗を脱出した第13節の湘南戦から、ウェリントン、小川慶治朗、三田啓貴らと前線カルテットを形成。フィンク新監督体制になった後は、ウェリントンを1.5列目で起用し、前にビジャ、左に小川、右に三田を配し、得点チャンスが広がった。直近の大分戦後に話したコメントが印象的だ。
「1週間を通して、高い位置でのプレスをチームで練習してきた。相手は後ろからつなぐチームだとわかっていたので、ウェリントンや後ろの選手(小川や三田など)を含め、うまい形でプレスをかけることができた。(自分のゴールは)そこでもぎ取った1点だと思います」
プレスが速く、ドリブルは迫力があり、そしてゴールを決める。そのプレーは衰えを知らず、彼を見ていると、年齢というのは“ただの数字に過ぎない”と思わされる。

文:白井邦彦(神戸担当)


明治安田生命J1リーグ 第17節
6月30日(日)18:00KO ノエスタ
ヴィッセル神戸 vs 名古屋グランパス
ノエビアスタジアム神戸(ヴィッセル神戸)
みんなの総合評価 (4.7)
臨場感 (4.8)
アクセス (4.4)
イベント充実 (4.0)
グルメ (4.2)
アウェイお楽しみ (4.4)

1万円分の旅行券が10名様に当たる!スタナビ「スタジアムグルメ」投稿キャンペーン!

移籍情報