【岐阜 vs 東京V】 ウォーミングアップコラム:ホーム戦デビューが濃厚な川西翔太。技巧派MFが目標達成に向け闘志を燃やす

2019年6月29日(土)


J2残留という目標達成に向け、闘志を燃やす男がいる。
18日、岐阜は北野誠氏が新監督に就任し、J2残留を果たすための新たなスタートを切った。そんな中、前節・山口戦で今季初先発した新加入のMF・川西翔太は「守備の部分がすごく甘かった。セカンドボールへの出だしが山口の方が早かった」と分析。新たな目標への船出となったゲームで敗れたことに、唇を噛み締めている。

大きな期待を背に岐阜へと加入した今季。「G大阪や山形、大分での活躍を岐阜でも!」と願うサポーターは少なくなかった。しかし、期待に応えられない形で開幕スタメンを外れ、ベンチにすら入れない期間も続く。「守備面で自分がチームに対応出来ていないから出場出来ていないのだと思う」と、ある時漏らした不出場の理由。それは、勝利に貢献できない己への失望感も示していた。

ただ、一方で練習後には若手選手らと自主練習へ積極的に取り組み、出場への準備は欠かさなかった。「チームが勝利から遠ざかる時期を外から見ていて、自分としては(出場出来ない悔しさを)整理しながら、ピッチに出たときにどうするのかを考えて過ごしてきた」とは山口戦後の言葉。チームスタイルの認識に注力し、静かに出番を待った技巧派MFへのチャンスは、チームがJ3降格危機を迎えたいまにようやくやってきたのである。

前節・山口戦、自身のプレーの振り返りは「上手くいかなかった」との一言だった。しかし、中盤でのボールキープ力や滑らかなドリブルなど、魅力は随所に。広い視野で前田遼一やライアン デ フリース、山岸祐也らにパスも送り、その個性については北野監督も「アイディアが面白い」と称えている。

チームの当面の目標には「先ずは残留ができる順位に到達すること」を挙げ、「その後で、上の順位を目指すのが現実的です。ここまできたら、勝点をどれだけ取れるかだけ。1試合ごとに、どういった戦い方がチームとして出来るかだけだと思う」と視線は非常に明確。「個人よりも、チームなので」と先の浮上に向けて、闘志も十分だ。ホーム戦デビューが濃厚である今節・東京V戦。勝利に導く活躍に、多くのサポーターが期待している。

文:岩波陽平(岐阜担当)


明治安田生命J2リーグ 第20節
6月30日(日)18:00KO 長良川
FC岐阜 vs 東京ヴェルディ
岐阜メモリアルセンター長良川競技場(FC岐阜)
みんなの総合評価 (4.1)
臨場感 (3.4)
アクセス (3.2)
イベント充実 (4.1)
グルメ (4.7)
アウェイお楽しみ (4.1)

1万円分の旅行券が10名様に当たる!スタナビ「スタジアムグルメ」投稿キャンペーン!

移籍情報