【福岡 vs 岐阜】 ウォーミングアップコラム:5歳の時から福岡一筋。北島祐二のドリブルが流れを変える。

2019年7月5日(金)



北島祐二。その名前が呼ばれる時、スタジアムに一段と大きな拍手が起こる。アビスパU-18出身の高卒ルーキー。ボールを受けると積極果敢にドリブルでゴールを目指す姿に福岡サポーターは福岡の未来を見る。

ここまでの出場時間は5試合で51分。プロ入り半年を過ぎて、自身のプレーを次のように振り返る。
「自分の武器であるドリブルをピッチの中で表現するというところは、この半年間でできたかなと思う。けれども、長い時間プレーする中で、プレーの強度が落ちていくのが今の自分の課題。ここからの半年で、できるだけ長くピッチの中で立てるように、プレーの強度を上げていかないといけないと思っている」
シーズン前の練習試合では、ドリブルを仕掛けては引っかかって奪われるシーンが目立ったが、それでも仕掛け続けたことで、1人、2人と抜き去るシーンが増えてきた。

今シーズンの目標として掲げるは5ゴール。天皇杯2回戦・鹿児島戦では、絶好の決定機に思わず力んで正確にヒットできず、プロ初ゴールを逃した。「ボールが来るまでの間に考えすぎてしまった。『来たーっ』と思ったが力んでしまった」と苦笑いするが、確実にゴールへは近づいている。
「現時点では厳しい目標ということになってしまうかもしれないが、まだ試合はある。途中からの出場でもゴールというものはあるので諦めずにやりたい」
本人のみならず、多くのサポーターが北島のゴールの瞬間を待ち望んでいる。

加えてチームの起爆剤としての期待も担う。現在、アビスパの順位は21位。苦しい状況が続いているが、そこから抜け出すためには、全員の戦う姿勢はもちろん、流れを変えるきっかけも必要。北島はその力を十分に秘めている。
「若い選手が結果を残すことで、ベテラン選手や中堅の選手に危機感が生まれて、チーム内に競争が生まれる。僕たち若い選手の『やってやるぞ』というパワーを、もっと試合で出していきたい」

5歳の時にアビスパスクールに加入し、以降、福岡一筋でプレー。U-15、U-18の中心選手として活躍してきた北島は生粋の福岡戦士で、その姿を見続けてきたサポーターにとって北島は特別な存在。北島にとっても長く自分を見てくれているサポーターの存在は力の源だ。
「ユースの頃に応援してくださっていた方たちが、もっと僕を見られるように、もっとアピールしていきたい」
その気持ちは公式戦のみならず、日々のトレーニングでも強く感じられる。

そして迎える岐阜戦。北島は次のように話す。
「絶対に負けられない試合。まずはリーグ戦で久藤監督の初勝利を迎えられるように、いい準備をしたい」
出場機会を求めて、そして、その先にあるゴールを目指してボールを追う北島。ピッチの上で躍動する姿とチームを勝利に導くゴールをサポーターは待っている。

文:中倉一志(福岡担当)


明治安田生命J2リーグ 第21節
7月6日(土)19:00KO レベスタ
アビスパ福岡 vs FC岐阜
レベルファイブスタジアム(アビスパ福岡)
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