【G大23 vs 岩手】 ウォーミングアップコラム:気持ちが吹っ切れ、躍動感が戻った白井陽斗。目指すは1試合1ゴール。

2019年7月6日(土)


ここ数試合、躍動感のあるプレーを見せている白井陽斗(写真)。変化の兆しが見え始めたのは6月に入ってからだ。それまでは今ひとつ持ち味を出し切れていない印象だったが、ホームで行われた6月23日のガイナーレ鳥取戦では、58分からピッチに立つと、右サイドMFとして積極的な仕掛けを示すなどして前線を活性化。勝利に貢献した。
「前半、ベンチから試合を見ていて、(ユースの後輩の)塚元大が初先発でゴールを決めたのを見て…出場チャンスが巡ってきたら、得点でもアシストでもいいからゴールに絡もうと思っていました。おそらく右で出るだろうなと予想していたので、相手の動きを見ながら『自分ならこう動く』とイメージできていたし、ピッチではそれを表現できた部分もあるけど、それが結果に繋がらなかったのは課題です。練習では調子が上がってきているので自信は大きくなってきていたけど、試合で表現できないと意味がないと思っています」

実はこの鳥取戦を迎えるにあたり、森下仁志監督とマンツーマンで話をしていた。5試合ぶりに先発を外れることについて、また、プレー面やサッカーとの向き合い方、シュートの打ち方などのディテールまで、とことん言葉を交わしたそうだ。その中で、何よりも心に響いた言葉があったと振り返る。
「10年後、俺が陽斗を教えていたってことを自慢できるくらいの選手になってくれ」

それまでは監督から求められるプレーと、自分がやりたいプレーとの間で苦しみ、自分を貫くことばかりにこだわっていたが、その一言で頑になっていた心が解けた。
「ゆっくり話ができたことで、監督の思っていること、何故それを僕に求めるのか、がダイレクトで伝わってきて、それに対して僕も応えたいと思ったし、それがプレーにもつながった…気もします。ゴールには絡めていないので、まだまだだけど、やり続けていれば1試合1得点も見えてくると思う。とか言って、その最初の1点がまだ決められていないんですけどね(苦笑)。だから早く決めたいです」

6月末にアカデミーの先輩である宇佐美貴史のガンバ大阪復帰が発表された。白井にとっての宇佐美は中学時代から憧れ続けた人。よく宇佐美のプレーを真似てボールを蹴ったそうだ。

そんな彼と、いつかJ1のピッチでともに戦うためにも、また「トップに上がった今は超えなきゃいけない存在でもある」と思うからこそ、まずはJ3で結果を残すこと。そこから一歩ずつ宇佐美に近づき、追い越す決意だ。

文:高村美砂(G大23担当)


明治安田生命J3リーグ 第15節
7月7日(日)17:00KO パナスタ
ガンバ大阪U−23 vs いわてグルージャ盛岡
パナソニック スタジアム 吹田(ガンバ大阪U−23)
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