【愛媛 vs 山形】 ウォーミングアップコラム:玉林睦実「主力組に還元したかった」。天皇杯120分間の死闘でつないだバトン

2019年7月6日(土)


愛媛は前節、敵地での栃木戦で劇的な逆転勝利を収め、今節の首位・山形戦に向けて弾みをつけた。しかし、チームは今週ミッドウィークにもう一つの大事な戦いとなる天皇杯に臨み、チームにさらなる勢いをもたらすべく奮起していた。

敵地で宿敵・徳島との天皇杯初戦に臨んだ先発メンバーは前節のリーグ戦とは全くの別ユニット。今季ここまで多くの出場機会を得られていない、いわゆるサブ組が中心となるメンバー構成だった。

試合は開始直後からダービーらしい白熱したプレーを披露し、一瞬も息をつかせない一進一退の攻防を繰り広げた。お互いのプライドを懸けた激しいつばぜり合いは90分間プラス、30分間の延長戦を戦っても雌雄は決せず、PK戦へと突入。しかし、このPK戦では徳島のキッカー5人全員がゴールを決める中、愛媛は3人目の川村拓夢がゴールを逸し、勝利にはわずかに一歩届かなかった。

ただ、結果にこそ表れなかったものの、その戦いぶりはむしろ賞賛に値した。リベロで先発出場し、最後方からチームを盛り上げたベテラン、玉林睦実(写真)は次のように話した。
「(天皇杯では)若い選手が多い中、それぞれの持ち味が発揮できる環境をみんなで作った。こういう雰囲気を主力組に還元できるようにしたかったし、それを持ち帰って伝えたいと思っていた。主力組に僕たちが刺激を与えることで、彼らにも危機感が生まれる。そして激しい競争が生まれて、愛媛というクラブが成長していく。そういった部分はこの試合で見せられたと思う」

この天皇杯でサブ組が見せたパフォーマンスは、リーグ戦を戦う主力組に脅威を与えるものだったと言っても過言ではなく、今後、各ポジション間の争いが熾烈になることは必至。もちろんこれはチームにとって間違いなく大きな追い風となるはずだ。

120分間、全身全霊を出し切る死闘を見せた選手たちはチームの成長へとつながる重要なバトンを力強くつないだ。
今節では、そのバトンを受け取った選手たちが首位・山形相手に持てる力を全て出し切る番だ。

文:松本隆志(愛媛担当)


明治安田生命J2リーグ 第21節
7月7日(日)19:00KO ニンスタ
愛媛FC vs モンテディオ山形
ニンジニアスタジアム(愛媛FC)
みんなの総合評価 (3.5)
臨場感 (3.2)
アクセス (2.2)
イベント充実 (3.7)
グルメ (3.9)
アウェイお楽しみ (3.7)

みんなの口コミで作る「スタジアムナビ」
全スタジアムの新着投稿フォト

編集部オリジナル特集

観戦アドバイス大募集!スタナビ「スタジアムグルメ」投稿キャンペーン!

移籍情報