【徳島 vs 柏】闘将ヨルディ バイスが、柏を止める。

2019年7月12日(金)



今節・柏戦は徳島にとってポイントになるであろう大切な一戦。

前半戦は5月中旬から組織力が高まり始め、どこと組み合っても戦えるチームへ変貌を遂げ始めた。そして、6月から現在まで天皇杯も加えて公式戦5連勝を含む7戦負けなしでJ1参入プレーオフ圏内6位に手が届く所まで浮上。最低限のスタートラインに立った状態で、後半戦スタートできる順位まで盛り返した。

キャプテンの岩尾憲は「序盤戦は勝ってもたまたま。負けて必然のような内容。あまりしっくりとこない試合が続いた。ただ、そんな中で不幸中の幸いというか、思ったよりも勝点を失わずに進められた。そこに関しては悪かったなりに勝点は取れていたのだなと思う」と振り返る。

その勝点を積み上げられていた要因として、ヨルディ バイス(写真)の存在も大きかった。得点に直結した試合としても、第8節・水戸戦(1△1)では後半AT弾で勝点1をもぎ取り、第12節・栃木戦(3○2)ではゴラッソで勝点に貢献。ちなみに、敗戦ながら今季のクラブ初得点も第1節・鹿児島戦(3●4)のヨルディである。また、セットプレーかと思いきや、全3得点が流れの中からの得点というのはただただ驚かされる。

ヨルディ自身は前半戦を振り返りながら「今はチームとして確実に成長していると思う。シーズン序盤は17名の新加入選手がいて、戦い方を模索している状態だった。試行錯誤しながらお互いを知り、少しずつチームとしての安定感を手にしたと思う。試合に出ている出ていない、ピッチ内外に関わらず、全員がひとつになって戦えている。そんな仲間たちを誇りに思う」と言及する。

そして、迎える柏戦。ヨルディにはいつも以上のパフォーマンスを発揮してもらわなければ、徳島が勝利する道筋はない。徳島には足下の技術、ライン間でのプレー、ドリブル突破など、スタイルを貫く上で欠かせない特長を持った選手が揃う。ただ、その反面で身長やフィジカルで相手に劣る試合は多い。

今節も193cm85kgのオルンガに太刀打ちできる選手はヨルディしかいない。仮にオルンガを抑えられたとしても、柏の攻撃陣はそう簡単に止められるものではない。だが、ヨルディならなんとかしてくれる。そう信じられる。なぜなら、こんな格好いい言葉を、真剣な眼差しで語ることができる闘将なのだから。

「強いチームには必ず2、3人のリーダーが必要だと考えている。徳島において、自分はその1人だと思っている」。

文:柏原敏(徳島担当)


明治安田生命J2リーグ 第22節
7月13日(土)19:00KO 鳴門大塚
徳島ヴォルティス vs 柏レイソル
鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム(徳島ヴォルティス)
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