【水戸 vs 長崎】 松井謙弥選手「堅守を取り戻し、リーグ後半戦へギアを上げていく」

2019年7月12日(金)


4位という順位でシーズンを折り返した水戸。中位以下に甘んじてきた過去から考えると、充実したシーズン前半戦だったと言えるだろう。その要因は何といっても失点の少なさにある。第21節で2失点を喫してリーグ最少失点ではなくなったものの、第18節まで失点数一桁をキープするなど、高い守備力がチームを支えてきた。

その主役と言えるのが、守護神の松井謙弥(写真)だ。決して派手なセーブを連発しているわけではない。豊富な経験に裏打ちされた的確なポジショニングと判断力でいくつものピンチを防いできた。開幕から全試合フル出場を果たしている彼の存在なくして、今の順位はないと言っても過言ではない。それだけの存在感を示してきた。「みんなが頑張ってくれたおかげで、失点を少なく抑えることができました。なので、悪くはなかったと思います」と松井はリーグ前半戦を振り返る。

堅守を見せてきた水戸に衝撃が走ったのは第19節終了後のこと。センターバックの伊藤槙人の横浜FMへの移籍が発表されたのだ。それ以降、2試合連続して2失点を喫してしまっている。「(DFラインの)メンバーが替わっている影響はあると思う。先週は天皇杯もあったし、そんなに連係を確認する時間を費やせていないので、少しずつずれているところもある」と松井は分析する。伊藤がいなくなった中でもいかに守備を安定させられるかはリーグ後半戦のカギを握ることだろう。

それでも、松井は守護神としての責任を抱きながら、こう口にした。「守備の連係について、まだまだ突き詰められるところは多いと思います。そして、僕自身に関しても、さらにパフォーマンスを上げれば、もっと失点を防げると思う」。伊藤がいなくても、守備陣と連係を取り合って守備を安定させ続ける。そして、たとえ、ピンチを招いても自分がゴールを死守してみせる。松井の言葉からその気概がにじみ出ていた。

今節に向けて、「リーグ戦は続いていますが、節目ということで、後半戦の初戦でいいスタートを切りたい」と気合を入れる。堅守を取り戻し、さらなる高みを目指して、ギアを上げていく。そのために松井は、ゴール前に立ちはだかる。

文:佐藤拓也(水戸担当)


明治安田生命J2リーグ 第22節
7月13日(土)18:00KO Ksスタ
水戸ホーリーホック vs V・ファーレン長崎
ケーズデンキスタジアム水戸(水戸ホーリーホック)
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