【山形 vs 京都】井出遥也、ゴールへじわじわと

2019年7月12日(金)


今シーズンの開幕戦、先発メンバー11人の中に、昨シーズンから山形でプレーする選手に混ざり二人の新加入選手がピッチに立った。一人はボランチの岡﨑建哉。もう一人はシャドーの井出遥也(写真)。チームにとって重要な番号を託された二人は、キャンプ期間中からビルドアップの中心的な役割を担っていた。

10番を背負う井出は攻撃のみならず、守備での献身性も認められてシーズン折り返しまでで17試合に出場、うち13試合が先発。中盤からアタッキングサードでは、目の覚めるプレーを何度も繰り出している。

たとえば、第11節・福岡戦。松本怜大の縦パスを中盤で受ける際、ファーストタッチで前を向き、寄せてきていた相手選手と入れ替わって前に出た。そこからドリブルで前に運び、前方のジェフェルソン  バイアーノへスルーパスを送っている。

「怜大くんからボールが来たとき、バックステップ踏んでて、相手が来てるのが見えてましたし、いいところにトラップを置けたのでラストパスまでという展開までいけたかなと思います」

第13節は古巣・千葉との対戦。30分、ドリブルで突破を図る坂元達裕の近くでサポート。ボールを引き取ると糸を引くようなスルーパスを阪野豊史に送っている。

バイアーノが同点ゴールを決めた60分の場面では、ポストプレーのバイアーノからボールを受けると、ペナルティーエリア奥を走る坂元に意表を突いた浮き球を送っている。坂元のクロスからバイアーノが決め、これが3-1の逆転勝利につながる口火となった。

前節・愛媛戦も山田拓巳からのパスを受けてからのクロスバーをかすめるミドルシュートを放ったり、同じく山田のクロスに詰めてニアに飛び込んだりと、ゴールに近いプレーにいくつか関わっている。

しかし、今シーズンはここまでゴールがなく、アシストも記録されていない。自らのシュートが相手キーパーの好セーブに遭ったり、精度の高いラストパスを出してもシュートが決まらなかったり、ゴールの2つ3つ前で関わることはあるが、前線の選手としてもっとも欲しい「数字」には届いていない。

それでも、味方との連係で巧みにボックス内に入り込むなど、開幕当初に比べればチャンスの質は上がっている。自らに課されたタスクをやり続けながら、虎視眈々と「その時」を狙っている。

文:佐藤円(山形担当)


明治安田生命J2リーグ 第22節
7月13日(土)19:00KO NDスタ
モンテディオ山形 vs 京都サンガF.C.
NDソフトスタジアム山形(モンテディオ山形)
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