【北九州 vs 富山】今節はギラフェス! 勝利の花火へ、川上竜が攻守に走る!

2019年7月26日(金)


アンカーポジションでゲームをコントロールする川上竜(写真)。今季はここまで全ての試合に出場し、半数以上が新加入選手で埋まる先発メンバーを動かしている。日程上は今節から後半戦。スタメンにもルーキーは多いが、「みんなまじめでひたむきにやる選手が多い。あまり考えさせすぎないように、思い切って動けるような環境を自分たちが作っていくことが大事」と話し、総力戦での昇格奪取に力を注ぐ。 

北九州は直近3試合、想像以上の苦戦を強いられている。序盤戦の点を取って守り抜くというサッカーから、「みんなが走れて動けるようになり、勝っていても後ろを固めるのではなく、もっと前からどんどん積極的に行こう」とポジティブに変容。得点が増えている一方で、「結果としては最後のところでやられてしまう試合が続いている」とトレードオフのもろさも出てきた。

ただ、川上は「やっていること自体は悲観するものではない」と強調。その上でこう続ける。
「終わり方はもっと考えないといけないと全員で共有している。本当に危機感を持ってやらないと、あとから後悔することになる。自分のリスク管理の意識や守備バランスは90分を通してそんなに悪くはないので、例えば勝っている状況での残り5分。そういったところの判断やプレーを周りに徹底させるのも、もっと自分自身やらなければいけない」

ディフェンス面に意識を向ける川上だが、今年は第9節・讃岐戦でカウンターから駆け上がり、一気呵成のゴール。シュートレンジまで入っていく回数も目に見えて増えている。
「相手が構えているときに、あまりむやみに入っていくというのは僕はやらない」とは言うが、チャンスになると判断すれば、猛スピードでゴール前へ。「(藤原)奏哉ともカウンターのときは、行けると思ったほうが行こうという話はしている。讃岐戦でいい形で取れたので、そこからはちょっと自信を持って出て行けるようになった」

今節は後半戦のスタートとなる試合。クラブもこの試合を年に一度の「ギラフェス」と銘打ち多彩なイベントを開催。小倉祇園太鼓とのコラボユニフォームを配布したり、試合後には600発の花火を打ち上げたりする。
昨季のギラフェス対象試合は前半は相手に攻め込まれたが、サポーターの後押しを受けて勝利。川上は試合後、静かに花火を見上げ余韻に浸っていた。

その試合を思い出した川上は「勝ったけんいいけど、負けたらどうするっちゃろって思ったんすよね…。だから、そういう意味では勝たないと」とホンネも吐露。むろん大輪の花火に照らされるミクスタとサポーターの横顔を思えば、負けるわけにはいかない。
「後半戦の一発目からいいスタートを切ろうという思いはみんな強い。昇格するチームこそ、終了間際の失点で勝ち点をこぼすというのは絶対にやってはいけない。この試合から、そこも乗り越えられるようにしたい」

ギラフェスで昇格への勢いを付けられるか。ピッチの中央から守備に、攻撃にと積極性を出す川上が、夏の重要な一戦でもゲームを動かしてみせる。


文:上田真之介(北九州担当)


明治安田生命J3リーグ 第18節
7月27日(土)18:00KO ミクスタ
ギラヴァンツ北九州 vs カターレ富山
ミクニワールドスタジアム北九州(ギラヴァンツ北九州)
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