【柏 vs 琉球】柏の中盤に安定感をもたらした三原雅俊

2019年8月3日(土)


7月11日、神戸から期限付き移籍で柏に加わった三原雅俊(写真)は、20日の金沢戦で早くもスタメンデビューを飾ると、そこから栃木戦、岡山戦と、3試合連続スタメンフル出場を果たしている。

神戸で最後の試合に出場したのは5月12日の明治安田生命J1リーグ第12節の鹿島戦。したがって柏デビューとなった最初の金沢戦は、約2か月ぶりの公式戦ということもあり、多少のミスが見られたものの、その後は試合をこなすごとにコンディションを上げ、三原らしい安定したプレーを披露している。特に、快勝を収めた前節の岡山戦のバランス感覚は圧巻だった。

「三原さんは落ちてほしいタイミングで落ちてくれて、そうじゃない時は中でサポートしてくれる。その感覚はすごくやりやすいし、そのおかげで左ではスムーズにボールを運べるようになっています。相手も、それで掴みにくかったと思います」(古賀太陽)

柏の中盤に安定感が蘇った要因の一つは、間違いなく三原の存在にある。

ただ、当の三原本人は「精度の部分、強度の部分も含めてまだまだだと思います。試合勘を言い訳にしてはいけないですけど、もっとできると思っています」と、現時点での自身のプレーに満足する様子は一切見せていない。
そんな三原の理想は2011年に柏がJ1を制したときのダブルボランチ、大谷秀和と現コーチの栗澤僚一による安定感抜群の“タニ・クリコンビ”だという。

「当時、タニさん(大谷)とクリさん(栗澤)のダブルボランチに衝撃を受けて、あの二人のボランチはスーパーだと感じていました。常にあの二人のプレーは勉強してきましたし、理想とする選手です」(三原)

神戸時代から三原を知るネルシーニョ監督も「役割ということに関してはクリ(栗澤)に似ているところがあります。きちんと守備ができて、厳しくいける。ボールも動かせて、最後はフィニッシュまで持ってくことができる」と三原を評価し、大谷もまた「マーくん(三原)のプレースタイルはクリさんに近い」とコンビ形成にイメージを膨らませる。

柏がJ2を独走した2010年のシーズンも、大谷&栗澤のダブルボランチが無類の安定感を誇った。この夏に加わった三原雅俊は、1年でのJ1復帰を目指す柏にとって、チームのレベルをもう一段階引き上げる重要なピースとなり得る。

文:鈴木潤(柏担当)


明治安田生命J2リーグ 第26節
8月4日(日)19:00KO 三協F柏
柏レイソル vs FC琉球
三協フロンテア柏スタジアム(柏レイソル)
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