【柏 vs 山口】非凡な攻撃センスと献身性を兼備するアタッカー、マテウス サヴィオ

2019年8月9日(金)


7月3日の加入から1か月が過ぎた。第24節の栃木戦での柏デビューから3試合連続出場。第25節の岡山戦では早くも得点を決めた。

U−20ブラジル代表歴を持つマテウス サヴィオ(写真)は、トップ下を主戦場にしたアタッカーである。ネルシーニョ監督曰く「得意とするのはトップ下だが、サイドでもプレーができる」。ライン間で受けるポジショニングに優れ、テクニックが高く、絶妙のパスで味方の得点機を演出することが最大のストロングポイントだ。

ただ、出場した3試合、良い意味で彼からは異なる印象を受けている。岡山戦の初得点はフリーランニングから相手の背後へ抜け出し、瀬川祐輔のスルーパスを受けて決めた。
「自分がパスを出した後に止まってしまうと相手もマークに付きやすい。パスを出した後は自分も動き出して味方のパスコースを作る。良いポジションでもらい、シュートまで運んでいくことを意識している」

前節の琉球戦での江坂任の2得点目は、直前のプレーのサヴィオの献身的な守備とボールカットがきっかけだった。
「攻撃だけではなく、守備も現代サッカーには求められていること。今はどこのチームもコンパクトでオーガナイズした中でプレーをしている。止まった状況では何も起きない。運動量や相手をマークする部分も出して、チームに貢献していきたい」

パスを出した後は動かない。守備では手を抜く。サヴィオはそんな選手ではなく、攻撃で非凡なセンスを見せながらも献身性を兼ね備えた、フォア・ザ・チームの意識の強い選手だ。
日本語を少しずつ覚え、それをピッチ上のみならず生活の中でも使う。「日本の文化にも少しずつ慣れていきたい」とチームにも、日本という国にも順応しようという意欲がある。2011年から2013年まで柏に在籍し、“優勝請負人”の肩書きどおり、柏に多くのタイトルをもたらしたジョルジ ワグネル。彼もまた日本語を勉強して来日し、その後の活躍につなげたように、サヴィオにも今後の活躍が期待される。

そんな彼が思い描く目標はブラジル代表になること。「U−20のときに国を背負いましたが、あの感覚は言葉では言い表すのは難しかった」とセレソンのユニフォームに袖を通したときには心が震えた。その目標に到達するために、サヴィオは柏での活躍を誓う。

文:鈴木潤(柏担当)


明治安田生命J2リーグ 第27節
8月10日(土)19:00KO 三協F柏
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