【G大阪 vs 磐田】1年半ぶりにガンバ大阪に復帰した井手口陽介。ホームの地で、新たな『15』が躍動する。

2019年8月17日(土)


8月5日、井手口陽介(写真)の完全移籍でのガンバ大阪復帰が発表された。
自身にとって初の『海外』に挑戦してから約1年半。昨年の9月には右膝後十字靭帯を断裂するなどアクシデントに見舞われながらも、現状としっかり向き合い、彼なりの戦いを続けてきたが、今シーズンは再び慣れ親しんだ日本に戻り、再出発をすることになった。
「正直、僕自身はまだまだ向こうで挑戦したいと思っていましたが、ガンバからの熱意をすごく感じて、復帰を決めました。ただ、海外に移籍してからは、いいことより難しいことの方が多かったのでメンタル的にも鍛えられたし、少しは成長できたと思う。その姿をこれからガンバで見せていきたい」

発表の翌日にはチームに合流。久しぶりにガンバのユニフォームに袖を通してトレーニングを行い、練習後には多数集まった報道陣に囲まれながら、その意気込みを言葉に変えた。
「ガンバは今、いるべき順位じゃないところで戦っている。ただ、いい試合ができている時は90分を通してアグレッシブに戦えているので。そういう試合の数を増やし、かつチームとしての波をなくして『連勝』することで上位を目指したい。自分もしっかりコンディションを戻した上で、チームのためにできることを精一杯やって、一緒に上に上がっていきたいと思っています。この1年半、応援してくださる方たちにいいニュースを届けられなかったし、個人的にも悔しい思いをたくさん味わった分、これからガンバで、たくさんいいニュースを届けられるように頑張っていく。役割としては攻撃でも守備でも、スイッチを入れられるようなプレーを心がけていきたい」

背番号は『15』を背負う。
今夏、ジュビロ磐田へ移籍したMF今野泰幸が背負っていた番号だ。
「クラブの方に空いている番号を教えてもらったら、15も空いていたので…。コンさんが長年つけてきた番号で、コンさんのようなすごい選手の後を継げるのなら光栄だなと思って選びました。今のガンバのボランチには、攻撃的なボランチやパサータイプの選手が多いので…僕も攻撃はしたいけど、まずは自分の特徴を生かして守備の役目をしっかりと果たしていければと思っています。コンさんに連絡? していません(笑)。またすぐに会うからいいかな、と」

その「すぐ」が、今節のジュビロ磐田戦だ。
井手口も前節のサンフレッチェ広島戦では途中出場を、直近の天皇杯では先発出場を飾るなど、徐々に出場時間を延ばしていることを思えば、ピッチでの対戦も十分に考えられる。その中で、敵となった今野といかに向き合うのかーー。大きなリスペクトの念を抱くかつてのチームメイトに、井手口が真っ向勝負を挑む。

文:高村美砂(G大阪担当)


明治安田生命J1リーグ 第23節
8月18日(日)19:00KO パナスタ
ガンバ大阪 vs ジュビロ磐田
パナソニック スタジアム 吹田(ガンバ大阪)
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