【札幌 vs FC東京】ゴール前に立ちはだかる大型守護神。さらなる高みを目指し、連続完封で首位・東京を倒す。

2019年8月23日(金)


前節はクラブのJ1での1試合最多となる8得点を挙げ、見事に清水を下してみせた。見事なゴールショーだったと言っていい。そんななかで、敢えてというわけではないが、6月1日の広島戦以来となる無失点試合を演じた韓国人GKク ソンユンの存在にもフォーカスしたい。

実際に前節も前半途中に相手の決定的なチャンスで、 ブラジル人ストライカーが放ったシュートをク が見事なセーブで防いでおり、そのビッグプレーがなければスコアはもちろん勝敗の行方だってどうなっていたかわからない。攻撃陣の見事なゴールラッシュはもちろん素晴らしいが、それを引き出したとも言える守護神のプレーも称えたいところだ。
 
今季のクはさらなる高みを着実に目指している。昨シーズンは、「失点をしたとしても、最終的にチームが勝てばいい。とにかくチームの勝利を第一に考えている」としていたが、今シーズンはチームの勝利を第一とするのは不変ながらも、「無失点で試合を終えるところにもこだわっていきたい」と、さらに上を意識している。

その意識の土台にあるのは次回のワールドカップを目指すということと、「去年はあと一歩のところでACL(AFCチャンピオンズリーグ)を逃してしまったから」という、その僅かな“あと一歩”を埋めるべく際の戦いを制するためだろう。細部にこだわり、自分に厳しくゴールを守り続けている。

実際に今シーズン、この守護神の何気ないファインセーブで難を逃れている場面は幾度もある。セットプレーからの流れで札幌が得点をした場面もあったが、GKがクだったら最初のボールをキャッチされていただろうな…、と感じるような試合もあった。なかなか無失点試合を積み重ねることはできていないが、この選手がチームを助けた回数はあまりにも多い。 

だが、それでもやはりクはさらなる追求を続けていく。無失点で抑えれば負けることはない、ではなく、「無失点に抑えて、勝つ」ことを目指し続ける。その意味でも、前節に続けての完封勝利を身長195cmの大型守護神は強く求めていくことだろう。

文:斉藤宏則(札幌担当)


明治安田生命J1リーグ 第24節
8月24日(土)13:00KO 札幌ド
北海道コンサドーレ札幌 vs FC東京
札幌ドーム(北海道コンサドーレ札幌)
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