【徳島 vs 琉球】プロフェッショナル、石井秀典。

2019年8月23日(金)


前節・福岡戦(1○0)の出場でJリーグ通算300試合出場(J1/74試合、J2/226試合)を達成した石井秀典(写真)。明治大学を卒業し、2008年にモンテディオ山形でプロ生活をスタート。当時は「何試合出場したいとかは考えていなかった。ただ、少なくとも30歳までは現役でいたい」と考えていたそうだ。

そして、現在は33歳。9月には34歳を迎え、プロスタート時に思い描いていた第1の目標は優に超えた。若手を積極的に起用する徳島においても「見本となる選手の1人」「 リーダーシップがありチームを引き締める大切で欠かせない存在 」(リカルド ロドリゲス監督)と指揮官の心をガッチリ掴んで離さない。

また、石井から学ばされるのは、その姿勢。12年間で300試合出場。平均すれば毎シーズン25試合出場しなければ達成できない。一番の理由を「けがが少なくやってこれたこと」と挙げるが、取材者目線からすると最大の理由は成長意欲ではないだろうか。

「もっと上手くなりたい」。

そう話してくれたこともあった。特にこの3年の成長ぶりは目を見張るものがある。リカルド ロドリゲス監督は「個人としてもすごく成長している。ボールを扱うプレーもどんどん良くなっている」と称賛。また、前節・福岡戦の終盤はCBというよりも、オーバーラップを繰り返す右SBのような役割を担う場面もあったが「いきなりサイドでプレーすることは簡単ではない。ただ、そこでもやって欲しい動きをしてくれた。理解力が高い。その上で守備もいつも通り戦ってくれた」と評し、「(元ブラジル代表の)カフーだね。ハハハ(笑)」と賛辞を贈った。

300試合出場の達成について石井自身は「だんだん近づいてきているのはわかっていた。嬉しい」。ただ、達成感は「特にないです(笑)。達成したら達成したで次に進むだけ」と淡々と答える。これぞプロフェッショナル。記録達成は通過点。常に未来を見据え、愚直にトレーニングを続ける。

次の目標は「もう一度、みんなでJ1に行きたい。その思いは強いです」。山形で2度のJ1昇格を成し遂げた石井。3度目のJ1昇格は徳島で!

文:柏原敏(徳島担当)


明治安田生命J2リーグ 第29節
8月24日(土)19:00KO 鳴門大塚
徳島ヴォルティス vs FC琉球
鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム(徳島ヴォルティス)
みんなの総合評価 (4.2)
臨場感 (3.5)
アクセス (3.1)
イベント充実 (3.8)
グルメ (3.9)
アウェイお楽しみ (3.7)

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