【愛媛 vs 大宮】攻撃陣を一変させたDF茂木力也「僕もチームも成長できている」

2019年8月24日(土)


勝点が伸び悩んだシーズン前半戦から巻き返しを図るべく、期待された夏の移籍期間での戦力補強。愛媛はそれまでの戦いぶりで得点力不足が課題となっていたため、補強のポイントは前線の攻撃陣かと思われていた。

だが、この夏に加わった新戦力はDFの茂木力也(写真)だった。茂木は16年にも愛媛でプレーし、主力選手として活躍。愛媛のファン、サポーターからの評価が高いことは言うまでもなかったが、攻撃の選手を欲していた中でやってきた守備の選手、茂木の補強には懐疑的な考えを抱く人も少なくなかった。
しかし、チーム強化部の狙いは間違っていなかった。チームに茂木が加わるやいなや、チームはめざましく一変したのだ。

茂木は第25節・長崎戦で移籍後初のピッチに立つと、守備でチームに安定感をもたらしただけでなく、愛媛が持ち味としている後方からのビルドアップをよりスムーズにさせ、そこから効果的にボールを配球して攻撃にリズムを加える。それまでチームの攻撃は左サイド偏重傾向にあったが、茂木が右のストッパーに入ったことで攻撃のバランスが格段に上がり、前線の躍動するプレーをグッと引き出したのだ。

右ワイドでプレーする長沼洋一は自身の個の能力の高さがより強調されるようになったことで「茂木選手さまさま」と崇めれば、シャドーの近藤貴司は持ち味のアジリティの高さを生かしてゴールに直結する動きを連発。「力也が入って変わった」と茂木の存在感の大きさを認める。

結果、茂木が戦列に加わってから4戦連続複数得点&計11得点で得点力不足は一気に解消した。
「チーム全体としてサイドチェンジが増えて、幅を使えるようになったから縦にパスも入るようになったし、攻撃面では相手の嫌なところを突けていると思う。僕自身もそうだけど、チームとしても成長できている」(茂木)
茂木力也は自身がチームのシーズン巻き返しに必要なピースであることを証明している。

文:松本隆志(愛媛担当)


明治安田生命J2リーグ 第29節
8月25日(日)19:00KO ニンスタ
愛媛FC vs 大宮アルディージャ
ニンジニアスタジアム(愛媛FC)
みんなの総合評価 (3.5)
臨場感 (3.1)
アクセス (2.2)
イベント充実 (3.7)
グルメ (3.9)
アウェイお楽しみ (3.6)

移籍情報