【G大23 vs 福島】15歳10か月29日でJリーグデビュー! MF中村仁郎から目が離せない。

2019年8月31日(土)


15歳らしい、溌剌としたデビュー戦だった。
7月21日のJ3リーグ17節、セレッソ大阪U-23との『大阪ダービー』。ダビド コンチャが負傷したことで、想像より早く出番が回ってきたが、臆することはなかった。
「思ったより早く出番が来たので、ピッチに立つ時はちょっと緊張しました。シュートはあまり通用しなかったし、他の選手に比べてフィジカルや足の速さでは負けているなと思いましたが、思ったより自分のプレーが出せました。僕はドリブルやゴールに直結するプレーが得意ですが、それを数多く出せたのは良かったと思います」

好きな選手にはガンバ大阪アカデミーの先輩でもある堂安律(PSVアイントホーフェン)や久保建英(RCDマヨルカ)を挙げる。いずれも中村仁郎(写真)と同じレフティで、決して体が大きくないことも似て通じるところだ。
「試合前には久保選手に限らず、他にもいろんな選手の映像を見ますが、久保選手が一番近い気がするので、あの人に近づけるように頑張りたいです」

この『大阪ダービー』の翌節、18節の長野パルセイロ戦ではJ3リーグでの初先発も経験。だが2点をリードしている状況での出場だったセレッソU-23戦とは違い、スタートからピッチに立つ難しさを実感した。
「セレッソ戦はチームの流れもいい時に入れたので自分のプレーを出すことを第一に考えられたけど、今日はスタメンだったので守備のことも考えないといけないと思いすぎて、プレーに迷いが出てしまった。それもあって最初の方はあまりいいプレーができなかった。でも後半はサイドバックの選手らとコミュニケーションをとりつつ、自分の得意なドリブルをできるようなポジション取りを考えながらプレーできました。その中で、後半は自分でもやれる、という手応えをつかめた試合だったので、次は迷いなく自分のプレーを出せるようにしたい。最近ユースでもあまりフル出場がなかったけど、久々にフルで出て最後まで体力ももったし、あとはもう少し攻撃で自分のプレーを出せる回数を増やして得点に絡めたらいいなって思いました」

U-16日本代表として戦った6月の『U-16インターナショナルドリームカップ2019 JAPAN』では、同世代のメキシコ代表を相手に2ゴールを奪い、5-0の快勝に貢献。朝日新聞賞を受賞するなど注目を集めた中村。今後も順調にプレーを磨き、経験を積み上げていくことができれば、トップチームでのデビュー戦もそう遠くはないはず。長野戦で初めて味わった『ホーム』も後押ししそうだ。
「ホームスタジアムって感覚で戦えたのは初めてでした。みんなが見てくれていることを心強く感じたし、やってやろうという気持ちになりました」
それを何度も味わいたいと感じられた経験はきっと、彼の今後の成長を支える武器になる。

文:高村美砂(G大23担当)


明治安田生命J3リーグ 第21節
9月1日(日)19:00KO パナスタ
ガンバ大阪U−23 vs 福島ユナイテッドFC
パナソニック スタジアム 吹田(ガンバ大阪U−23)
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