【栃木 vs 水戸】諦めない男、古波津辰希。ダービー水戸戦へ準備完了。

2019年8月31日(土)


見違えるほどの身体のキレだった。チームの窮地を救うのは、古波津辰希(写真)なのだろうか。
この数カ月の取り組みがいよいよ成果として現れ始めている。
「練習はもちろん100%でやる。そのあとクラブハウス内でトレーニングを続けてきた成果が、今になって走力や運動量に繋がっている手応えはあります」
練習では持ち味である球際の激しさを見せつつ、動き回りながらチャンスメイクのパスを供給する姿がある。
「身体を絞りつつも球際のパワーで絶対に負けたくなかったし、そこは元々の自分の強みなので。その上でセカンドボールに競り勝ち、奪ったボールをチャンスに繋げる。そのパスの精度が上がれば理想的です」

今季は序盤戦こそメンバーに絡んだが、動きの重さを感じさせる試合も少なくなかった。ケガも重なり、最後に出場したのは21節琉球戦まで遡らないといけない。チームの戦績が低迷する中、自身ももがきながら日々に向き合い、前だけを見ていた。
「腐るなんてことは微塵もなかったし、むしろ、やらないといけないことをしっかりやって来られたという自信があります。去年もそうやって9月から出場機会を掴んだんです。今年もやるべきことをやっていれば、スタッフやター坊さん(田坂和昭監督)がしっかりと見てくれているんです」

今週の練習では古波津の溌溂としたプレーがチームに刺激を与えていた。
「昨日の練習ではレギュラー組の空気感があまりよくなかったから、今日は自分が入ったときに盛り上げてやろうと。一つひとつのプレーに声を出しながら迫力を出せたと思います。今のチームに必要なのは、ター坊さんが言うことを、全員でまとまりながら愚直に成し遂げることです。しっかり仲間と声をかけ合いながら、みんなで繋がり、目の前の試合を一つずつ大事に闘っていきたい」

残りは13試合。今節、ホームに迎えるのは宿敵、水戸だ。古波津は、低迷するチームを諦めずに応援してくれるファン・サポーターにこう呼びかける。
「ここまで4勝12分という不甲斐ない戦績なのに、それでもしっかり会場に足を運んでくれて、遠いアウェイの会場にも応援に来てもらっていることには感謝しかないです。だから、僕たちがしっかりと結果で応えないといけないんです。もし自分が試合に出たら、ここまでのピッチに足りなかった闘う姿勢をしっかり見せて、見ている人の誰もが熱くなるようなプレーを必ずやって見せます。そしてダービー水戸戦に勝って、ホームで県民歌を一緒に歌いましょう。しばらく歌っていないし、一番はそこかなと思っています」

文:鈴木康浩(栃木担当)


明治安田生命J2リーグ 第30節
9月1日(日)18:00KO 栃木グ
栃木SC vs 水戸ホーリーホック
栃木県グリーンスタジアム(栃木SC)
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