【熊本 vs G大23】新天地でつかんだ変化。残り13試合、三島康平はさらなる貢献に意欲を燃やす。

2019年9月6日(金)


前節、熊本は第8節以来の完封勝ちとなる5試合ぶりの勝利を挙げたが、決勝点となったのが三島康平(写真)の加入後初、つまり今シーズンの初ゴールだった。アシストをつけた片山奨典は、マイナスの折り返しを「優しいボールじゃなかった」と振り返ったが、三島は「カタさんがいいボールを落としてくれた」と言い、チームとして決めた1点であることを強調する。

三島自身、強い思いを持って迎えた今シーズンだったと思うが、実際には「スタメンで出る試合が少なかったし、点も取れていなくて。チャンスも多く作れていなかったので、やっぱり先発で試合に出て、結果を残したいという気持ちは強かった」と明かす。

そうした中で意識したのは、チームが目指すサッカーを表現するために、いかに自分を生かして、全体に貢献できるかということ。同じFW出身である北嶋秀朗ヘッドコーチから、試合中のポジショニングやボールの受け方、クロスに対する入り方とDFとの駆け引きなどについてもアドバイスを受け、それを実践することを心がけてきた。得点は1点にとどまったが、前節のゲームでチームとして数多くの決定機を作ることができたのは、三島のそうした働きがあったからだ。

「今まで意識してきたこととは少し違いますけど、DFの立ち位置を把握してボールを受けた後の持ち出しが変わって、前を向けることが多くなってきた。そういった部分を自分のものにできると、もっと成長できるという思いもあります」と、数字では表せない部分で、自らのプレーに変化を感じている。

開幕からここまで、コンディションが悪かったわけでもないが、ようやく生まれた前節の今季初ゴールが、気持ちに火をつけたのは確か。

「残り13試合、チームが昇格することが第一なので、そのために多くチャンスを作って貢献したい」

混戦の上位で頭ひとつ抜け出してフィニッシュに向け加速するには、三島の力が不可欠だ。

文:井芹貴志(熊本担当)


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