【浦和 vs C大阪】苦しいときも自分磨きを怠らない鈴木大輔、出番が来たら全力でチャンスを生かせ

2019年9月12日(木)


流れを好転させるには、兎にも角にも結果を出すしかない。それはチームにとっても、そして選手個人にとっても同じである。C大阪戦は鈴木大輔(写真)にとって、状況を変える一つの契機になるかもしれない。

今オフ、J2に降格した柏から浦和に加入した鈴木だが、ここまでのところは決して思い通りのシーズンを過ごせているとは言いがたい。4月24日のACL全北現代戦から公式戦8試合連続フル出場と、一時はスタメンの座を勝ち取ったが、監督交代を機にリストから外れるようになり、ベンチから外れることも珍しくなくなった。

しかし、ここにきて、その鈴木にチャンスが再び巡ってくる可能性が出てきた。3バック中央の主軸としてプレーしてきたマウリシオが今節、出場停止で出られないからだ。そのポジションは現在右ストッパーのレギュラーを務める岩波拓也もこなせるが、大槻毅監督は岩波の対角線に出すロングフィードの精度を高く評価しており、一発で局面を打開できる“飛び道具”を有効活用することを考えるなら、今のポジションで起用するだろう。

また、元々は右ストッパーや右ウィングバックを主戦場としてきた森脇良太も公式戦でリベロのポジションで試されたことがあり、C大阪戦ではスタメン候補の一人になる。ただ、大槻監督はマウリシオの出場停止が決まった後のルヴァンカップ準々決勝第1戦の鹿島戦で鈴木をリベロでスタメン起用している。

タイトル獲得の可能性が残されていた重要な一戦で、わざわざ本職のマウリシオを右ストッパーとして起用してまで鈴木を真ん中に置いたのには、今回のC大阪戦をにらんだ狙いがあったとも見て取れる。

浦和は現在、リーグ戦6試合勝ち星から見放されており、降格危機圏内とは勝ち点わずかに4差と苦しんでいる。ただ、出場機会に恵まれていない選手にとっては突然出番が回ってくる契機にもなり、そこで活躍してチーム状況も上向けば、チャンスを生かした選手もチームも幸せになれる。まさに“Win-Win”の関係だ。

鈴木は出場機会に恵まれない時間が続いても決して腐ることなく精進を続けてきた。その姿には、ポジションを争うライバルの一人でもある岩波も感銘を受けたほどだ。スタメンのチャンスが巡ってくるのなら、スペインで磨いた戦術眼と判断力で最後尾から攻守にわたって存在感を示したい。

文:神谷正明(浦和担当)


明治安田生命J1リーグ 第26節
9月13日(金)19:30KO 埼玉
浦和レッズ vs セレッソ大阪
埼玉スタジアム2002(浦和レッズ)
みんなの総合評価 (4.4)
臨場感 (4.7)
アクセス (3.3)
イベント充実 (3.6)
グルメ (3.5)
アウェイお楽しみ (3.4)

みんなの口コミで作る「スタジアムナビ」
全スタジアムの新着投稿フォト

編集部オリジナル特集

観戦アドバイス大募集!スタナビ「スタジアムグルメ」投稿キャンペーン!

移籍情報