【新潟 vs 東京V】キャプテンマークを巻く戸嶋祥郎が伝えたいメッセージ

2019年9月13日(金)


前節のジェフユナイテッド千葉戦は、キャプテンのカウエが警告の累積で出場停止に。代わりにゲームキャプテンとして、チームの先頭でピッチに入ってきたのが、プロ2年目の戸嶋祥郎(写真)だった。

昨年8月から副キャプテンを務めていることもあり、試合の途中でキャプテンマークを引き受けることは、これまでにもあった。しかし、ゲーム最初からはプロでは初めて。千葉戦の前日、「もし円陣で声掛けする機会があれば、ただ“集中しよう”、“入りに注意しよう”だけじゃなく、自分なりにメッセージを伝えて士気を高めたい」と話していた。

そして、試合当日。千葉戦前の柏レイソル戦に引き分けて連敗を3でストップし、柏の連勝を11で止めたことからチームは手応えある勝点1を挙げていたが、「柏戦の戦う姿勢をベースに、でもそれ以上のものを見せよう!」と仲間を鼓舞し、ゲームに臨んだ。

ボランチとして攻守に奔走した試合は、早々にレオナルドが2ゴールを挙げる幸先の良い滑り出しに。ところが後半、千葉の反撃を受けて防戦一方となり、なんとかしのいで2-1で5試合ぶりの勝利をつかんだ。

「後半、盛り返せず、だけど逆にそれが発奮材料になっている。これまで未勝利の(東京)ヴェルディを相手に、自分たちの力を試されていると思います(通算対戦成績は、J1、J2合わせて0勝4分5敗)。どれだけできるかが楽しみ」

逆境にも、変化を恐れずチャレンジし続ける。そこが真骨頂でもある。夏前、一時ポジションを失ったが、持ち前の機動力を保ったままパワーアップすることに挑んで、ボランチの定位置を奪還。壁を乗り越えることを、大きなモチベーションとする男は、東京V戦初勝利を目指すシチュエーションに喜びを見いだす。

「ヴェルディに勝って、昇格への可能性をつなぐ、広げる試合にしたいです。前節、僕たちは勝ったけれど、それよりもっといい試合をしたいし、できると思う。楽しみです」

もしも続けてキャプテンマークを巻いて試合に臨むのであれば、円陣でそういうメッセージを発するだろう。マークを巻かなくとも、献身のプレーで体現するはずだ。

文:大中祐二(新潟担当)


明治安田生命J2リーグ 第32節
9月14日(土)19:00KO デンカS
アルビレックス新潟 vs 東京ヴェルディ
デンカビッグスワンスタジアム(アルビレックス新潟)
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