【金沢 vs 山口】金子昌広の季節、到来の予感

2019年9月20日(金)


彼の季節がやってくる。そんなことを感じさせるゴールだった。

前節の琉球戦、途中出場した金子昌広(写真)は投入から7分後にゴールを奪う。右サイドでボールを受けると一旦、大橋尚志にあずけて前へ。大橋からクルーニーへと渡ったボールを再び受けると、左右からDFが迫ってきているのを感じてトラップでボールを浮かせた。

「最初はクロスを上げようかと思ったが、トラップの状況と相手の位置を確認して、ゴールが見えていたので打った」というシュートは、『ここしかない』というニア上に突き刺さった。「ボールが浮いていた分、難しかったのでは?」という問いかけにも、「相手も足が出せなかったので、それはそれでよかった」と冷静に振り返る。そんな冷静さとは裏腹に、センス、状況判断、技術の3拍子そろった美しいゴールは、ホームスタジアムに集ったサポーターを熱狂させるに十分なものだった。

そして、金子自身もゴール後に喜びを爆発させた。今季はシーズン序盤に2ゴールを奪うなど順調に滑り出したように見えたが、以降25試合、ゴールから遠ざかった。「なにかきっかけが欲しかった」という状況のなかで決めた“きっかけ”となりそうなゴールとなった。

夏を過ぎれば金子の季節。昨シーズンは8月末に初ゴールを決め、そこからキャリアハイとなる5ゴールまで得点数を伸した。また、17年も16年も9月に2ゴールを奪っている。

実りの秋は、まだ始まったばかりだ。

文:村田亘(金沢担当)


明治安田生命J2リーグ 第33節
9月21日(土)19:00KO 石川西部
ツエーゲン金沢 vs レノファ山口FC
石川県西部緑地公園陸上競技場(ツエーゲン金沢)
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