【鹿児島 vs 京都】J2”定着” 水本勝成が考える自分達の使命とは

2019年9月27日(金)


「金監督のサッカーは“考えさせられる”」
こう話すのは今シーズン26試合にスタメン出場しているDF水本勝成(写真)だ。
攻撃的なサッカーを掲げる今シーズンの鹿児島は、前線に攻撃の人数をかける分DFも一人一人が非常に大きな役割を担う。守備範囲が広がるだけでなくカウンターの対策、インターセプト、さらに攻撃に至るまで仕事は多い。だがそれを水本は「やりがいがある」と表現した。

これまでの水本は“考える”より“感覚”でプレーするタイプだったという。「今年、漠然とやってないんですよ。サッカーを。感覚はもちろん大切ですけど、プラスアルファしっかり考えてプレーしている」と自分自身を分析していた。その変化はJ2で戦うことへの対策でもあるという。「J2は(J3と比べて)激しさが違う。球際、フィジカル、相手の圧も。厳しいリーグだからこそ戦い方が変わる」そのリーグで戦うために自分自身が変わらなければいけないと考えているのだ。
熊本出身の水本は高校卒業後、2008年に当時JFLのガイナーレ鳥取に加入。2011年から2年間はJ2のピッチに立っていた。J2という舞台、鳥取での経験が今シーズンの水本の進化に繋がっているのかもしれない。

鹿児島生活7年目。今や“鹿児島の鳥刺し”が何よりも好物だという水本にとって鹿児島は「愛着のある、落ち着く場所」だと話してくれた。鹿児島に来た当時は桜島の灰が降るこの街に順応できるか心配だったそうだが、今は人一倍鹿児島への愛は深い。九州リーグだったFC KAGOSHIMA時代からこのJ2という舞台まで「鹿児島と共に」歩んできた。「みんなで必死にJ2まで上げたのに、1年で落としてしまうなんて絶対にしたくない」J2残留だけが目標ではない。水本はこう話す。「次に目指す場所、J1に上がるためにも、今自分達がしっかり基盤を作らないと。自分達にはJ2に定着する”使命”がある」

今節京都戦では、熊本の同級生で水本の最大のライバルである黒木恭平との対決にも注目だ。今でも仲がいいという二人だが「絶対に負けたくない」と水本は闘志を燃やす。
 
鹿児島ユナイテッドFCに施設基準の例外適用申請でのJ1クラブライセンスも交付された。この週末も共に戦おう。鹿児島の”KINGカツ”水本勝成が、その約束を果たす未来を信じて。

文:有賀真姫(鹿児島担当)


明治安田生命J2リーグ 第34節
9月28日(土)19:00KO 白波スタ
鹿児島ユナイテッドFC vs 京都サンガF.C.
白波スタジアム(鹿児島ユナイテッドFC)
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