【山形 vs 甲府】加賀健一、負けない山形の象徴

2019年9月28日(土)


5試合失点が続き、その間に4敗。首位で折り返しながらブレーキがかかっていた山形が、第27節・新潟戦では2-0、無失点で勝利した。クリーンシートはここから連続4試合で途切れたが、9月のアウェイ3連戦を2勝1分けで乗り切り、チームは7試合負けなしを継続中。一時6位まで落としていた順位も自動昇格圏内の2位まで戻している。

負けなしの起点となった新潟戦に、満をじして復帰したのが加賀健一(写真)だった。後半には大槻周平のゴールをクロスでアシスト。同じく2-0で勝利した第29節・栃木戦では、セカンドボールを拾ってからの的確なさばきで先制点の起点となった。第31節・柏戦のプレー中には左手を骨折したが、治療の数分間を除いてピッチに立ち続けた。痛みに表情を歪めることはあっても、プレーの強度を落とすことはなかった。チームは守備のアラートさを取り戻すべく、さまざまな手を打ち修正を加えていたが、加賀の復帰が画竜点睛となった。

昨年7月4日の練習中に右膝前十字靭帯を断裂。当初の診断は全治6ヶ月。今シーズン開幕前のキャンプにも参加していたが、その後も短期間の離脱を繰り返すなど復調への道のりは思いのほか険しいものになった。全体練習を終えたあと、足腰の体幹を鍛えるため一人砂場でトレーニングを積んだ時期もあった。

昨シーズン最後にプレーした試合は第21節・岐阜戦。4連勝で負けなしが9試合に達した試合だった。シーズンをまたいで、加賀が出場した試合の負けなしは16試合継続していることになる。

「ウチとしてはボール持たれても、最後のところをやらせなきゃ大丈夫。セットプレー含めて強みをウチは持っているので、そういったことで勝点を積み重ねていければいいかなと思います」

常に落ち着いて見えるのは、相手にやらせてもいいところと絶対にやられてはいけないところを見極める眼の確かさがあるから。「経験値」と一言では済まされない凄みがある。

甲府戦翌日、加賀は36歳の誕生日を迎える。

文:佐藤円(山形担当)


明治安田生命J2リーグ 第34節
9月29日(日)14:00KO NDスタ
モンテディオ山形 vs ヴァンフォーレ甲府
NDソフトスタジアム山形(モンテディオ山形)
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