【町田 vs 鹿児島】「そろそろセットプレーで取れる気がしています」 平戸太貴が自信を見せる理由

2019年10月12日(土)


FC町田ゼルビアの状態がなかなか好転しない。チームは35試合を終えて勝点34の19位に沈んでおり、目標としていた昇格の可能性は消えた。

まず目が向くのは残留争いだ。13日の鹿児島ユナイテッドFC戦は20位の相手から「勝点を奪う」という意味でも重要な一戦となる。

相馬直樹監督の戦術、町田の方向性は揺らいでいない。ただ昨シーズンの好調時は均衡した展開で得点をもぎ取り、勝点3が奪えていた。大きな武器となっていたのがセットプレーだ。

町田のプレースキッカーといえば平戸太貴。今季は鹿島アントラーズに一度復帰したが、8月1日から完全移籍で町田に加わっている。

チームと自身の現状について、彼はこう述べる。
「なかなかチームが上手く行かない状況のときに、何とか力になって勝ちに結び付くプレーをしたいと思ってここに来ました。個人としても2点しか取れていませんし、アシストもできてない。もどかしさ、悔しさが非常にあります。もっとやれる、結果を出せるという気持ちです」

昨季の平戸は40試合に出場して8得点、17アシストを記録している。今季は10試合に出場してまだ2得点、0アシストだ。

一方で22歳の若武者は明るい兆候も感じている。
「最初の頃はなかなか僕が合わせたいポイントと、中の迫力や入り方に合っていない部分があった。自分が蹴る瞬間、蹴る前に入り方がいいと蹴りやすいんですけど、そこに入ってくれない状況があった。それがここ最近は中の迫力がすごく出てきましたし、『ここに蹴れればチャンスになる』というところに、選手が入ってくれている。だからそろそろセットプレーで取れる気がしています」

どれだけキックが良くても、ヘディングが高くても、それだけで得点は生まれない。しばらく時間はかかってしまったが、今の町田は蹴る選手と競る選手がタイミング、スペースの感覚を共有できている。平戸の右足が町田上空を覆う厚い「雲」を吹き飛ばす瞬間は、そう遠くないはずだ。

文:大島和人(町田担当)


明治安田生命J2リーグ 第36節
10月13日(日)17:00KO 町田
FC町田ゼルビア vs 鹿児島ユナイテッドFC
町田市立陸上競技場(FC町田ゼルビア)
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