【札幌 vs G大阪】その決定力はチーム屈指。超攻撃的センターバックが、札幌に新たな歴史を刻む

2019年10月12日(土)


「自分で自分に期待をしている部分もある」
このYBCルヴァンカップ2019、プライムステージ準決勝を前に進藤亮佑(写真右)はそのように淡々と口にした。

奇しくもこの準決勝は、その直前に行われたJ1リーグ第28節でも札幌がG大阪と対戦をしており、そこでは5-0のスコアでG大阪が大勝しているのである。それを受けて進藤は「このまま気落ちをしていってもおかしくはない負け方をしてしまったなかで、チームはもちろん、自分としてもどこまで立ち直ることができるのか。どれだけのリバウンドメンタリティを発揮できるのか。自分で自分に期待をしている部分もある」と話したのである。

果たして、そうして迎えた9日の準決勝第1戦では、結果的にはラストプレーで失点をしてしまい、1-2で札幌は敗れてしまったものの、後半中頃にハンドで献上したPKを沈められて失点をしてからも、気落ちせずに一時は同点とした。2失点目はラストプレーだったため、そこからの反撃は叶わなかったが、5失点大敗を引きずることなく、気持ちをあらたにしっかりと戦えていた印象だ。

そうして迎えるこの第2戦。先勝されているため、まずは得点が絶対に必要な状況ではあるのだが、そうした局面だからこそ、DFながら今シーズン6得点を挙げているこの進藤の勝負強さに期待がかかる。

「攻撃的なスタイルのなかでやっているし、チームメイトが僕の特徴を理解してくれているから。自分の力だけで得点をしているわけではない」と謙遜をするが、リーグ戦第27節の鹿島戦での得点のように、流れのなかからスルスルと攻め上がり、鋭い嗅覚と冷静なキックでゴールへと流し込んだ得点力は見事と言うしかない。拮抗した試合になればなるほど、この選手がいきなり得点を叩き込む印象もあるだけに、どうしても期待が高まってしまう。

「自分は相手に研究されるような選手ではないから、うまくマークが緩くなるだけ」と謙遜を忘れないが、状況がどうであれ、得点というのはそう簡単に奪えるものではない。DFの選手による得点でクラブ史上初のファイナル進出を果たしたならば、それこそまさにペトロヴィッチ監督による攻撃的なスタイルによる大いなる成果となる。背番号3の大仕事に期待したい。

文:斉藤宏則(札幌担当)


JリーグYBCルヴァンカップ 準決勝 第2戦
10月13日(日)13:00KO 札幌ド
北海道コンサドーレ札幌 vs ガンバ大阪
札幌ドーム(北海道コンサドーレ札幌)
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