【水戸 vs 町田】一体感と勢いをもたらす浜崎拓磨。今節もチームのために右サイドを駆け抜ける

2019年10月19日(土)


第36節柏戦、36分に中央やや右寄りの位置で得たFK。キッカーの浜崎拓磨(写真)が右足を振りぬくと、クロスを予想していた元日本代表GK中村航輔の意表を突き、ニアサイドに鋭い弾道で突き刺した。柏相手に先制されながらも逆転に成功。チームを勢いづける一撃だった。

5分前には同点弾をアシストしていた浜崎。首位との一戦で今季初出場初先発を飾り、1得点1アシストという大活躍で勝利に貢献。出場機会が得られない中でも下を向くことなく、真摯にサッカーと向き合い続けてきたことを証明してみせた。

当然柏戦に向けて期する思いはあった。「ずっとメンバー外でやってきた練習が生きたと思いました。遠征に出発する前、メンバー外の選手たちが僕と握手して『本当に頑張ってくれ』『僕たちの思いを背負ってプレーしてほしい』という声をかけられました。試合に出られない選手がチームのために取り組んでいたので、今日僕が結果を出せたことはよかったと思います」。自分だけではない。今まで一緒に苦しんできたメンバーのためにも活躍を見せなければならない。その一心でピッチを走り回った。そして、勝利に貢献することができた。それがうれしかった。

浜崎の活躍は今まで出場機会に恵まれなかった選手たちの希望になったことだろう。同時に、今まで主力として試合に出続けてきた選手たちに対して刺激を与えたことも間違いない。チーム内における「レギュラー」「サブ」という概念はなくなったと言っていい。チーム全員が貴重な戦力であり、全員の力を結集してJ1昇格に向けてシーズン最終盤を戦い抜く。前節柏戦の勝利はその意志を示すものだった。

浜崎に浮かれる様子はない。むしろ、今まで以上に引き締まった表情でこう口にした。「次の試合で負けたら柏戦の勝利の意味がなくなるぐらいの思いを持っています。次も首位が相手だと思うぐらいの気持ちで試合に臨みたい。自分たちが上なんて思っている選手は1人もいない。そういう気持ちでもっと立ち向かい、もっと体を張って、ガムシャラなプレーを見せたい」

今節もやるべきことは変わらない。右サイドを駆け抜け、右足でチャンスを作り出す。すべてはチームのために、そして勝利のために。その思いを胸に繰り出すプレーの一つひとつが、チームにさらなる勢いをもたらすことだろう。

文:佐藤拓也(水戸担当)


明治安田生命J2リーグ 第37節
10月20日(日)14:00KO Ksスタ
水戸ホーリーホック vs FC町田ゼルビア
ケーズデンキスタジアム水戸(水戸ホーリーホック)
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