【富山 vs C大23】切り札のひとり稲葉修土。流れ呼ぶボール奪取力に注目

2019年10月19日(土)


5位の富山は昇格の望みをつなぐために勝点3がほしい。しかし、今節ホームに迎える8位のC大23はかなり手ごわい。勝点で並ぶ上位3強から計4勝(1敗)も挙げているのは彼らだけ。厳しい戦いを覚悟して臨まなければならない。前節・熊本戦を1-1で引き分けて連勝は5で止まったがチーム状態は引き続き良好。連勝中に計17得点を奪った攻撃力に期待がかかる。

富山の成長と充実ぶりを象徴しているのは得点力に加えて選手層の厚さだ。連勝中のレギュラーメンバーだけでなく、対戦相手の特徴やゲーム展開によっていつ起用されてもおかしくない実力者が何人も台頭してきた。昇格争いを演じるうえで役者がそろってきた感がある。その1人がボール奪取力を強みとするMF稲葉修土(写真)だ。ボールを回収して攻勢を強めたい時にも投入される。攻撃重視のチームにあって、守りでゲームの流れを変えられる貴重な切り札。安達亮監督からの信頼は厚い。

大阪府出身の26歳。その名が示すようにサッカー好きで審判員などもしていた父の影響で競技を始めた。子どものころC大阪の試合を観戦し、現在はチームメートの苔口卓也がプレーしていたのを覚えている。福岡大学で活躍したが、4年の時には就職活動をして内定ももらっていたという。周囲の助言や励ましといった後押しがあってサッカー選手として高みを目指す決意を新たにし、新潟シンガポールでの2年を経て昨季から富山でプレーする。

残り8試合となり、昇格争いはこれからが本番。「試合途中からの出場であっても苦しい時に必要としてくれるのはやりがいがある。戦う姿勢、走り切る姿勢を先頭に立って示していきたい。『稲葉がいてよかった』と思ってもらえるように頑張る。心は熱く、頭は冷静にプレーできたらよい」と話す。

文:赤壁逸朗(富山担当)


明治安田生命J3リーグ 第27節
10月20日(日)14:00KO 富山
カターレ富山 vs セレッソ大阪U−23
富山県総合運動公園陸上競技場(カターレ富山)
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