【岡山 vs 長崎】ルーキー・松木駿之介の復帰とエール。

2019年10月19日(土)

 
今年、慶応大から加入した松木駿之介(写真)。昨年12月、右膝半月板損傷の手術を受け、プロ生活をリハビリからスタートさせた。全治まで3ヶ月の予定だったが、復帰は遅れ、「さすがに遅れ過ぎじゃねえか」と焦りながら、約半年間かかってチームに合流。しかし復帰直後の6月頭、トレーニングマッチで左膝後十字じん帯を傷めた。全治まで約3〜4ヶ月という診断だった。

リリースを見た友人や知人からの、「乗り越えられる人にしか、試練は与えられない」という励ましの言葉にさえも、「そんなに俺、強くねえし」としか考えられない状態になった。しかし再びの復帰を控えた今、「でも、この時期にしか出来ないこともあったと思う」と振り返る。

たとえば栄養面の管理。「僕は筋肉も、脂肪もつきやすく、代謝がよくて、一気に体重が落ちることがあるんです。自炊しながら、好きな豚バラを鶏の胸肉に替えて、脂質を抑えたり、あと、動けないので、夜の炭水化物の量を減らしたり。食事と睡眠は身体に直結するし、そのコントロールは自分に出来ることなので」。中国四国農政局主催の「中国四国地域食育シンポジウム」では、「スポーツ食育」をテーマに、岡山シーガルズの選手と、ファジアーノ岡山の真鍋芳江栄養アドバイザーとともに話をした。

リハビリの期間は、多くの人たちから支えられた。「先が見えなかった最初の3ヶ月間、一緒にリハビリをやっていた圭太さん(後藤)から、『考えない、頑張ろうとしない、無心になることが一番。それが結局、リバビリの近道』と言われました。トレーナーに『サッカーがやりたい』なんてわがままを言ってる場合じゃないと思いました」。

そして、ファンとサポーターに対しては。「これだけプレーしていない選手に、僕だったら興味が湧かない。やっぱり試合に出ている選手を応援したいし、それでも政田で声をかけてくれたり、試合後に『期待してるよ』と言ってくださったり。それは当たり前のことじゃない。ピッチで応えたいと思っています」。

もちろん、現状は厳しい。「一年間サッカーをやっていなかったルーキーを、監督が使えるかというと、相当なことがないと使えない。その信頼を勝ち得るために日々、コツコツとやっていきたい」と語る。

前節・徳島戦で左膝前十字じん帯損傷を負った中野誠也とは、大学時代に対戦し、中野の加入時、また一緒にサッカーが出来ることを喜んでいた。「気持ちが落ち込んだ時も、ずっと誠也くんのプレーを見ながら、刺激をもらってきた。『早く復帰したい』と思わせてくれた存在だった。たいへんなけがですが、僕が今までもらってきたものを、返せたらいいなと思います」。

文:尾原千明(岡山担当)


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10月20日(日)16:00KO Cスタ
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