【G大23 vs C大23】2度の左肩の負傷を乗り越え、戦列に戻って来たGK谷晃生。東京五輪を視野に捉えながら、自分磨きを続ける。

2019年10月26日(土)


今年の2月に左肩を脱臼。2か月後に一度は戦列復帰をしたものの、4月下旬の練習中に同じ左肩を負傷ーー。今シーズンは序盤から相次ぐ故障に悩まされてきた谷晃生(写真)。それに伴い5月末から開催されていたU-20ワールドカップメンバーからも脱落するなど苦しい時間を過ごしてきた。そんな彼が再び、戦列に戻ってきたのは7月28日、ホームでの長野パルセイロ戦だ。他ならぬ彼自身が待ち望んだ瞬間だった。
「ここまで長かったです。2回目のケガは特に悔しかったし、その間には、U-20ワールドカップやコパ・アメリカ、トゥーロン国際大会などが開催されて、僕自身はメンバーには入らないながらも、同世代の仲間から刺激をもらい…っていうか刺激的すぎたリハビリ期間を過ごし、今まで感じたことのない悔しさも感じていました。ただその反面、復帰したら自分もやってやるぞ、見ていろ、という気持ちでリハビリに臨めた自分もいました。だからこそ、今日の復帰戦は自分にとって意味のあるスタートになりました。試合開始直後にはいきなり、相手との接触プレーがあってヒヤッとしたけど、逆にあのおかげで落ち着いて入れたし、今後はどんどんなああいうシーンに慣れて自分らしさを取り戻していかなきゃいけないとも感じました。チームとしての結果が出せなかったのは残念だし、個人としてはもっと決定的な仕事をしなくちゃいけないとも思いました。また改善しなきゃいけない課題もたくさん出た試合だったので、それらを克服しながらまた存在感を示していけるようになりたいです」

驚いたのは、長野戦を90分戦った翌日のトレーニングでもフルで練習をこなし、さらには居残り練習で課題を確認していたこと。急激にハードなトレーニングを課す姿に疲労はないのかを尋ねると「若いですから全然大丈夫です」と笑顔を見せ、その胸の内を明かしてくれた。
「僕の場合、筋肉系や靭帯のケガでもないのでハードにやってもぜんぜん、大丈夫です。五輪を見据えて? もちろんそれもありますが、特に焦っているわけではないです。ハードにやったからといって戻れるという保証もないですしね。それよりも今はこうしてプレーできることが嬉しいし、自分が与えられた場所で、しっかり自分を磨くことだけを考えてやっています。まだまだ完全に元どおりになったわけではないからこそ、量をこなすことで自分に自信がつくところもありますしね。とにかく継続だと思っています」

その長野戦を皮切りに、J3リーグ6試合を戦った谷の元に、U-22日本代表復帰の朗報が届いたのは10月3日のこと。10月6〜16日の日程で行ったブラジル遠征の一員に選ばれた。残念ながらU-22ブラジル代表戦への出場はなかったが、チームの勝利に再び大きな刺激を得たことだろう。それを再び力に変えて、谷の『自分磨き』の毎日が再開している。

文:高村美砂(G大23担当)


明治安田生命J3リーグ 第28節
10月27日(日)14:00KO パナスタ
ガンバ大阪U−23 vs セレッソ大阪U−23
パナソニック スタジアム 吹田(ガンバ大阪U−23)
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